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【講師日記】島田市第一小5年生の総合学習授業集大成|授業参観で未来につながるエコチャレンジを発表しました

2026年2月18日(水)島田市立第一小学校5年生の総合学習に講師として授業参観での発表をみさせていただきました。
2025年の7月から授業に関わらせていただき、今回が子どもたちの探究学習の集大成となります。
海のことだけではなく、幅広く地球環境に興味を持ち、それぞれが調べたいテーマに沿って学習を進めてきました。
今回は「エコチャレンジ」ということで、調べて・実践して・人に伝える(行動を促す)そんな発表になっていました。

※写真や学校名は学校の許可を得て使用しています。

過去の授業の様子はこちらから↓

もくじ

小学校5年生の探究学習|環境を守るためにできるエコチャレンジ実践発表

第一小学校の5年生は総合の授業で「環境」をテーマに現状を知り、自分で探究したい課題を見つけ、調査し、行動していくことを目的に一年間学習を進めてきました。
その第1段階として7月には現状を知るための授業を講師として行いました。

その後11月には行動していくための試行錯誤の授業をサポートさせていただきました。
実際に自分たちで調べたり、ごみ拾いに行き調査・探究を深める。
アップサイクル品を作ってみたり、水質調査をしてみたりと自分自身が動くことでさらなる学びを深めてきました。

この1年間での学びを家族や友達に伝える。集大成となる発表の場でした。
6教室に分かれて1人ずつ発表するため、全員の発表を聞くことはできませんでしたが、表やグラフを使ったり、参考にした資料を載せたり、みんな工夫して発表しているのを感じました。

テーマはみんなそれぞれ違って
・食品ロスについて
・水質汚染について
・海洋汚染について
・シャンプーや洗剤の環境への影響
・絶滅動物とごみの関係
・油を水道に流すことの影響
・化学製品の影響
・ごみを減らす方法
・電気の節約
などなど、本当にたくさんのテーマがあり、聞いていてとても楽しかったです。
7月に初めて授業に参加させていただいてから、ここまでの間に1人1人がよくここまで調べたな〜と感心しました。

環境問題やSDGsというと、なんだか大きなテーマで漠然としてしまいがちですが、こうして小さなテーマにフォーカスして、自分でも家庭でもできることを考えていくと、いくつもの小さな問題が積み重なって「環境問題」になっていることにも気がつくことができる。
そして1つ1つの問題の解決方法を自分レベル(家庭レベル)で考えることで、日々の生活の積み重ねが原因でもあり、また解決への近道でもあると知ることができたと思います。

実践:各自が冬休みに実践したエコチャレンジとその結果や感想

発表は各自が「自分が提案するエコチャレンジ」として実際にチャレンジしたことを発表しました。

例えば下の写真の子はスープの汁を残さないを提案します。
それってエコチャレンジ?と思う方もいるかと思いますが、水質を守る面でも、食品ロスの面でも立派なアクションだと思います。
スープくらい…と思いますが、家族全員分が残ったら?
日本中のスープのあまりってどれくらいだろう?
そう思うとスープを流すことも環境負荷だと思いますよね。
毎回ラーメンなどのスープの飲み干すのはなかなか健康的にも食事的にも大変…
そう思うとスープの量を考えたり、食事自体を考えたり、スープの処理の仕方(水道に流さない方法)など新しい発見や考え方も生まれるかもしれません。

写真の子は実際に冬休みに家族と一緒にスープを飲みきることを実践したそうです。
思ったよりも大変だったなどの感想も聞けました。

その他にも各自が考えた事を、実際に家族と一緒に実践した報告をききました。

シャンプーや洗剤を使いすぎない。規定量を使うなどの実践の中では
「シャンプーの量を減らすと泡立ちにくくて大変だった」
「でもお湯を使うと泡立ちが良くなった」
「これからも続けていきたい」など試したからわかったこと、問題点を自分で解決していく姿も見られました。
シャンプーや洗剤の量を減らしたいと発表した子たちの中には、授業の中で大井川に行き、川に泡が流れているのを見て水質調査をしてもらった。川の生き物にも影響があるとわかった。などのように、これまで授業の中で経験したことから自分のできることを実践した流れも感じ「体験することの大切さ」を改めて感じました。

授業に関わらせていただき、ありがとうございました!

この日は個人発表の前に体育館で合唱の発表もありました。
私はこの時間から拝見させていただきました。

7月に授業をした時から子どもたちの第一印象は「人懐っこい」でした。
授業中にたくさん質問してくれたり、終わった後も声をかけてくれたり、とてもコミュニケーションが上手な子が多いため、私も楽しく授業をすることができました。

11月には大井川へごみ拾いに行ったり、アップサイクル品を作ったり、各自探究を深めていたため、全員に会うことはできませんでしたが、自分からどんどん質問してきたり、アイディアを聞いたりと積極性を感じました。

そして今回。
久しぶりとなりましたが「吉岡さんだ」「こんにちは!」「今日のピアスもごみ?」「歌も歌うんだよ」と大勢の子が話しかけてくれてとっても嬉しかったです。
たった3回の関わりですが、私にとっても楽しい時間でした!

合唱の後には、5年生のみんなからお手紙をいただき、それぞれが環境問題に対して頑張ってきたことや、これから頑張っていくことが書かれていました。

嬉しいお手紙をありがとうございました!

あとがき:発表がゴールではなく、ここから未来に向けてのチャレンジを

教室の入口にこんな素敵な掲示がされていました。
授業の中で知ったことをこんな形でアウトプットするのも素敵ですね。

子どもたちにも伝えましたが、この発表をゴールにしないでここからまた、自分のためにも未来のためにも自分のできることを続けていってほしいと思います。
今回のテーマに取り組もうと思った理由【川の汚れを見て嫌だなと思った、海の生き物が可哀想など】や今回の探求の中で印象に残った事などをずっと大切に覚えていられたら、これから生活していく中でも自然と「エコチャレンジ」を続けていけると思います。
継続することは難しいことですが、継続はちからなり!
自分自身で見つけたエコチャレンジや友達の発表で知ったエコチャレンジを無理なく楽しく続けてくれたら嬉しいです。
そして続けたことはいつか高校生や大学生、大人になってから自分の力となってくれるはずです。

今回のような「知る→体験する→実践する→伝える」という学びのインプットとアウトプットの循環が、子どもたちの学習をより楽しく主体的に深めているのだと感じました。

講演・授業・ワークショップのご依頼を受け付けています。
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