2026年2月12日、学校法人星美学園 静岡サレジオ小学校4年生のIB(国際バカロレア)探究学習の一環として、海の環境問題をテーマにオンラインで質疑応答形式の授業サポートをさせていただきました。
子どもたちが自ら問いを立て、調べ、深める探究学習。その中で浮かび上がったキーワードは「人の意識の変容」でした。
今回は、小学生との対話から見えた“意識が変わると行動につながる”についてレポートします。
※写真や学校名は学校の許可を得て使用しています。
小学4年生の気付き「海の環境を守るためには人の意識をかえることが必要」
探求を進める中で、海の環境を守るためには人の意識をかえることが必要と気がついたグループがあり、質問についても「人の意識の変容」についてのものが多かったです。
小学校4年生、10歳、9歳の子たちが環境問題と人の意識のつながりに気が付き、そこに関して更に深堀りをしていく。
この気付きは本当にすごい!感動しました。
こんな子達が育っていくと思うと未来が変わる気がしてワクワクしますよね!
オンラインという環境下で、自分たちの考えや質問をまとめて1人1人が質問をする。
私が話している間も一生懸命に話しを聞いてくれる。
短い時間ではありましたが、私にとっても有意義な時間でした。
小学生の一生懸命さが可愛くて、ニヤけてる私の様子が恥ずかしいですが許可をいただきましたので写真を掲載させていただきます。

今回の質問は下記のような内容でした。
- 活動内容について(きっかけ・活動期間等)
- 活動を通して海にとって良いと感じたこと
- 活動をする中で周囲の方々の行動の変化があったと感じるか
- 人の意識はどのように変化していると感じるか
- 人の意識を変えるために工夫していること など
「人の意識や行動が変わった」という点に関しては自分自身がまさに、ビーチクリーンを始めてから日々の暮らしを見直して、海に良いこと、環境負荷の少ないものを意識するようになりました。
意識すると、そこから多くの行動が生まれます。
「意識する」の後の私の行動は
・生活を見直す
・コンポスト導入
・資源をしっかり分別する
・購入時に本当に必要か考える
などなど、上記の他にも暮らしの中からごみを削減することが大事と気が付き、生活の中で行動が変わりました。
というよりは私の場合は人生が変わったと言っても過言ではありませんw
オンラインで話をした子どもたちにも伝えましたが意識が変わるスタートは「知る」ということ。
「知る、気が付く」と少なからず自分の中に何かの感情が生まれます。
自分の感情に気がつけたら、意識も変わるし、その後の自分の行動も変わっていきます。
全然環境の話ではないですが、自分の席の後ろの子が泣いてると「知ったら・気付いたら」
そのあと、どんな感情になる?自分はどんな行動をする?
こんな風に日常の中で実は「知って・気付いて・行動する」を繰り返しています。
環境問題も「知らない」「気付いていない」だけで、多くの人たちが知っていったら行動する人はどんどん増えていくと思います。
子どもたちと話しながら、改めて、伝えていくこと、知ってもらうことは大切だなと思いました。
あとがき:意識変容と行動変容/矢印は自分にむけてみよう!

意識が変わると行動も変わる。
でも意識が変わるってどんな時?
私自身を例にあげて意識の変化を見てみます。
青いアンダーラインは意識や考え方が他人事
赤いアンダーラインは意識が自分自身にむき行動に繋がっていく
1)娘からビーチクリーンに行きたいと言われる
→私自身はごみをしっかり捨ててる。海にごみが落ちているのはポイ捨てしている誰かのせい。
→私の意識/無関心期【知っている少ない情報の中で、ごみ問題は自分とは関係ない】と判断
2)何度も娘にビーチクリーン行きたいと言われて家族で参加することに決めた
→強要されたわけではないけど娘のため。
→私の意識/関心期【能動的に(自分から積極的に)動こうと思ったわけではないが、娘のためにマイクロプラスチックなどについて調べ始める】
3)ビーチクリーンに参加
→あまりのごみの多さに衝撃を受ける。
→私の意識/関心期【ごみ問題はすべて人、つまり私自身にも関係があると気がつく。他人事ではなく自分事として考えるようになった】
4)ビーチクリーンをはじめよう!
→娘とチラシを作り友達をビーチクリーン誘う。とにかく動き始めようと決める
→私の意識/準備期【自分のできる場所でできる事を。自分の意思で調べ学び、生活の中で変えられることに取り組む、子どもと一緒にできることを模索】
5)ビーチクリーンスタート
→友達を誘ってビーチクリーンを始める
→私の意識/実行期【なぜごみを拾うのか?参加した人が自分で考えて気づくようなビーチクリーンにしたいと思いクイズなどを取り入れる】
6)そして今。維持期。
→ビーチクリーンが私のライフワークとなり、たくさんの方と出会う。ごみ問題と楽しく向き合い中♪
私自身がビーチクリーンをして意識が変わった1人です。
どこにでもいる三姉妹のお母さんで、当時末っ子は1歳。そんな私でもできることがありました。
そして普通のお母さんだからこそ、娘たちの未来を大切にしたいと思ったし、子どもたちを守りたいと思いました。
大きな変化は起こせなくても、日々の暮らしをちょっと変えるだけでごみを減らせることを知りました。
みんな違う生活環境なので、できることは違って当たり前。
だからこそ、みんなが暮らしの中で少し地球を思いやる、そうしたらきっと大きな変化につながると思います。
今回の小学生との対話で、この子達が大人になるのが楽しみだし未来への希望だと感じました。
同時に、そんな子どもたちに重たい未来を丸投げしないで、今私たち大人ができる精一杯のことをして良い未来を子どもたちにパスしたいと感じました。

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