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【講師日記】吉田町立自彊小学校の6年生の授業でお話させていただきました!

2024年12月11日(水)吉田町立自彊小学校の6年生の総合の授業でお話をさせていただきました。
45分の授業。クイズに答えたり、笑ったり、真剣になったり、パソコンにメモをしたり…とても前向きに聞いてくれた子どもたちのおかげでとっても楽しい時間になりました!
※写真や学校名は学校の許可を得て使用しています。

もくじ

自分の人生や未来についての総合学習

6年生は総合の授業で、自分の未来や人生について考えるために、仕事への思いやきっかけなどについて様々な職種の方のお話をきいてるそうです。
ビーチクリーンは仕事ではありませんがボランティアをするきっかけなども含めて「海をまもろう。」のこと、海のことを話してほしい。という事で、今回講師としてお招きいただきました。

すごく素敵な学習だなと思い、そこに参加できることがとても嬉しいです。

そして、みんなの未来を考えた時に地球環境というのは外すことのできないとても大切なテーマだと思います。
どんな未来を生きるのか
どんな未来を創って生きたいのか
子どもたちには今地球や海に起きていることを知った上で考え行動をしてほしいと思います。

みんなの未来が笑顔であふれるものであるように、そのきっかけの少しになれば嬉しいです。

私が海を守ることになったわけ

私はビーチクリーン団体を企画・運営していますが基本はただのお母さんです。
3人の子どもを育てる、どこにでもいるお母さんがどうしてビーチクリーンを初めたのかをお話しました。

きっかけは当時小学校1年生の娘の言葉。
※これについてはまたいつか記事をかけたらいいな〜と思っています。
それが私の人生を変えたのですが、もちろんすぐに変われるわけではありませんでした。

私の人生が変わった瞬間に立ち会ってもらうべく、娘とのやりとりを紹介しました。
みんなには「私」が行動を起こした瞬間をYES?NO?で答えてもらいながら進みました。
みんな、お母さんという生き物の生態をよく知っていて思わず笑いましたw

娘の言葉で人生が変わった私は、実際に海でごみを拾ったことで、よりその深刻さと海や地球に起きている事態を実感しました。
地球におきているあれこれは、ゴミを拾ってくれる誰かの善意だけで解決できる問題ではないと知ったんです。
誰かがやってくれるのを待っていられないほど、海は助けを求めていました。

いろいろなことに気が付き、知った私は、私にできることを、できる場所で始めてみよう。
それが海を守る始まりでした。

クイズで知ろう!地球の今と海の今

調べれば調べるほど、「いつか」「誰かが」なんて言ってる時間は地球にも海にも、私たちの生活にもないとい知りました。
とにかくすぐに動こう!
でも動く動機が絶望感や恐怖感であるよりも「楽しい!」であってほしい。
楽しんでるうちに地球のことや海の環境について詳しくなっていた
楽しんでるうちに地球を救っちゃった!ぐらいな感じがいいなって。
なので第1回目のビーチクリーンから子どもたちでも楽しめるように、そしてクイズを通して環境について知ることができるように、毎月様々なクイズを出しています。
当日もその中から6年生にいくつかクイズを出しました。

クイズを始める前に
「クイズは正解することが目的ではなく、知ることが目的。大人でも知らないことが多いので、間違ってもOK!」というようなことを話しました。
もちろんその言葉をきいて、というのもあるかもしれませんが、6年生の子たちみんな自分で考え手を上げてくれました。
手を上げたときに少数派になると不安になるのが人間ですが、たとえその答えを選んだのが1人でも、しっかり手を挙げてくれることに感動しました。
日頃のクラスづくり、学年づくりの中で自分らしさを認めあえているからなんだろうな、と学校の姿に嬉しく思いました。

答えを聞いて、さらにその詳しい解説を聞いて、みんな驚いたり笑ったりメモをしたり。
とても前向きに聞いてくれる姿がとても嬉しかったです。

吉田の海を見てみよう

地球や海に今起きていることをクイズを通して少し知ったあとは、みんなの住んでいる吉田町の海の様子をみてもらいました。

おもちゃやマイクロプラスチック、生活から出たもの、など海で見つけたゴミをみんなに見てもらいました。
海には思ったよりもたくさんのものが落ちています。

上記の写真は当日見せたものとは違いますが、実際に海に落ちているものを6年生にも見てもらいました。
「ポケモンボール」「あれ知ってる」などざわざわ…いろいろな声があがりました。
また、マイクロプラスチックも持っていったため、実際にマイクロプラスチックも見てもらいました。
マイクロプラスチックのような小さくて拾うのが大変なものから、みんなで運ばないと運べないような大きなゴミまで、いろいろ見てもらいましたが、ビーチクリーンってけして大変なことじゃなくて、実は宝探しのようで楽しいということもお話しました。
どうして海にこんな物が!?という不思議なものや巨大なもの、子どもたちはもちろん、大人もみんな夢中になってゴミを拾っています。
ビーチクリーンの魅力ってなんなんでしょう?
今も不思議なんですが、とにかく楽しいし気持ちがいいんです!

やっぱりどんなことでも楽しい!が大切だし
楽しい!が最強なんだと思います。

この「楽しい!」というパワーは世界をきっと変えられると思います。
そして前向きに取り組む子どもたちを見ているとたくましいし、未来ヘの希望につながるのを感じます。
今日ここでたくさんの6年生が、私の話をきき、楽しんだり、知ってるよ!と反応したり、驚いたり…
そんな姿を見ていると、同じように未来への希望を感じました。
ビーチクリーンは海や地球を守るための1つのアクションですが、それだけが全てではないので、海に来なくても、自分のできる場所でどんどん行動を起こしていってほしいと思います。

未来ってなんだろう?

最後は少し「未来」についても話をしました。
みんなの夢や、なりたい自分を叶える場所として地球という場所は現時点では必要不可欠です。
自分たちの未来を考える時、地球や海の未来も一緒に考えることが当たり前になったらいいな、と思います。
この豊かな資源も環境も当たり前に続くわけではありません。
みんなの努力や優しい気持ちが未来を作って行くんです。

そして未来って遠く、大人になったときのことではなくて、今の積み重ねです。
明日の自分のために、数年後の自分のために、そして大人になった時なりたい自分になれるように、子どもたちには今、好きなことをいっぱいしてほしいと思っています。

人生で何度も選択と行動を繰り返しますが、その全てが今のみんなからずっと未来までつながっています。なので未来のみんなが過去の自分に感謝できるように、好きなことに挑戦してほしい。

そして、子どもでも自分の人生を選ぶことができるし、人の人生も変えることができます。
子どもでも未来を変えることができるので、子どもだからって遠慮せずどんどん行動して、楽しんで、積極的に自分の未来をより良ものにしてほしいと思います。

あっと言う間の45分。
とっても楽しくお話することができました!
最後まで一生懸命話しを聞いてくれた6年生と先生方に感謝です。

あとがき

6年生は授業でもSDGsについて勉強しているので、どのくらい知ってるのかな?
どんなことを話したら興味が持てるかな?
聞いてるだけの45分よりも、一緒に考えたり発言できるタイミングがある方がいいかな?
などいろいろ考えて動画や写真やクイズ、時にはドラえもんの秘密道具も入れながら楽しい45分になるようワクワクしながらスライドを作りました。

パソコンにメモしながら話を聞くということも伺っていたので、そんな状況で話したことがないので、みんなに会うまでは、少しドキドキしました。
でも、体育館に「おはようございます」と元気に入ってきた6年生の姿を見てなんだか、急に安心しました。
そして話を始めてからもとっても反応が良く、コミュニケーションを取りながら進めることで、私自身が楽しく本当にいっぱい笑いました!
一緒に授業を作ってくれてありがとうございました!

自彊小学校6年生のみなさん
素敵な授業にお誘いいただき、
楽しい時間をありがとうございました!
海をまもろう。代表momo

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