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【大人のごみ拾いvol.3 in 島田】 ごみフェス静岡2025のあとに開催しました/今年もタバコが多かったです!

項目内容
実施日2024.5.25(日)
場所島田市の街なか:歩歩路を中心とした島田駅周辺一帯
天候晴れ(雨上がりで暑いくらい!)
参加者大人13名・子ども4名/計17名
ゴミの量燃えるごみ:1・1/2袋(45リットル)
かん:1袋(45リットル)
びん : 少し
きれいなペットボトル:1本
金物:傘2本・額のようなもの
粗大:なし
もくじ

大人のごみ拾いvol.3:ご参加ありがとうございました!

子どもの「楽しい!」が世界を救う!をモットーに、普段は子どもも大人も楽しいビーチクリーンを目指して活動をしている「海をまもろう。」がですが、今回は3回目の街中清掃!「オトナ楽しい」要素を盛り込んだ「大人のごみ拾い」を企画・開催しました!
第3回に参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

たくさんのかっこいい大人たちによって、街から海へ流出するたくさんのごみを拾うことができました!

オトナ楽しい、「大人のごみ拾い」

大人のごみ拾いとは、オトナが楽しむ、をちょっと優先したごみ拾い企画。

運動も兼ねた街中散歩&ごみ拾いカンパーーーイ!で構成したイベントです。

ごみ拾いをしているといろいろな楽しいごみと出会います。
そして時には悲しくて嫌なごみとも出会います。
楽しいごみも、悲しいごみも仲間と話すと楽しくなります♪

ごみ拾いの後は自分の拾った自慢のごみのことを語りながらみんなで乾杯しよう!

第3回大人のごみ拾いはごみフェスの後に行いました。

ごみフェスの後にごみ拾いなんて、なんてピッタリな企画だなぁ〜!と今年もごみ拾いができることにわくわくです♪
今年はどんなごみがあるかな?街中探検です!

協力:【ゼロ・ウェイスト研究会】
島田市の市民活動センター歩歩路(ポポロ)内にある
「ココロとカラダと環境に優しい」をコンセプトとして10周年を迎えたエシカル飲食店を経営しているつむぎCAFE。
オーナー:杉本真美さん

内容

【日時】

2024年5月25日(日)15:15〜16:30

【流れ】

15:15 集合(歩歩路1Fエレベーター前)
 ごみ拾いスタート
16:30 ごみ拾い終了/集合(歩歩路1Fエレベーター前)
分別/集合写真
→解散
16:45 [わん]にて乾杯
20:00 終了・解散

街なかごみ拾い after ごみフェス静岡2025

15:15歩歩路(ポポロ)の1階エレベーター前で集合です!
はじめましての方も、昨年に引き続き1年ぶりの方も、みんなありがとうございます!
ごみに関する意識を変えるイベントのあとに、ごみと向き合うごみ拾いに参加してくれる出店者さんにも感謝です。

大人のごみ拾いは大人が楽しいを目的にネーミングしましたが、過去二回とも大人の落としたごみを大人が拾う。まさに「大人の(落とした)ごみ拾い」でしたw
前回の様子はこちらの投稿から↓

海のごみと違い街のごみは故意的に捨てられたり、置き去りにされたものも多く、その大半が大人たちが出したごみだと推測されます。

今回は朝方までの雨や風で飛ばされたものなどももちろんあると思います。

天気が回復しごみ拾い日和。むしろ暑いくらいの気温になりました。
基本的に街の中はごみが少ないのですが、ある場所にはまとまって落ちて?置いて?あったりします。
なので今回はごみ拾いヒントとして下記のゴミポイントも見てもらうことを伝えました。
・駐車場
・草の中
・建物の隙間
毎年参加してくれてる方たちはお気に入りのゴミポイントがあるので、そこを目指してくれるようですw
それでは!安全に爽やかに気持ちよく!拾っていきたいと思います!

ゴミポイントを覗いてみよう!

島田駅の高架下あたりは不法投棄のポイントとなっていて、たくさんのごみが発見されます。
なので今回はそちらのゴミポイントは大人のごみ拾いに毎度参加してくれてるプロの方たちにお任せして、私は新たな場所へと向かいます!

ゴミポイント①駐車場

駐車場はフェンスや壁で区切られているため、風のながれで吹き溜まりになりやすい場所でもあります。
そのため、駐車場の隅にはペットボトルや紙、マスクなどの風で飛ばされてくる軽いものが集まっています。
風で飛ばされたものだけでなく、タバコの吸殻や、ごみの不法投棄も多いのが駐車場です。
不特定多数が出入りできるため誰かの土地という意識が低くなると同時に自分がいつも使用する場所という意識がその要因の1つとしてあるかと思います。
なので一箇所に集中してタバコの吸殻が落ちていたり、折れた傘や、コンビニで食べたお弁当、時には靴下なども発見します。

今回も額縁に入ったアートのような状態のごみを発見したり↓

折れた傘やコンビニのおにぎりの袋など多数のごみを駐車場でゲットしました。

ゴミポイント②草の中・植え込みの中

こういう場所も不法投棄を発見しやす場所です。
あとは、風でとばされたごみも草や、茂み、植え込みにひっかかります。
今までの経験上、植え込みの中には飲食してそのまま捨てていくアルコール類の缶やびんが落ちていることが多いです。
カップヌードルの容器も発見しましたが、この植え込みは中に立ち入る事ができず、手を伸ばすと木が腕にささり、全然届かないのでカップヌードルは諦めました…
植え込みの中ではないですが、公園の植え込み付近は食べたものそのまま置いていくパターンもあります。

きれいにビニールでくるりんとしてる丁寧さがあるので、もうひと頑張り持ち帰るところまで頑張ってほしかったですねw

ゴミポイント③建物のすきま

建物と建物の間にかならずあるこの隙間。
きれいにしている所ももちろんありますが、隙間はどっちの土地なのか?どっちの管理なのか?はたまたこの隙間も半分ずつ所有権があるのか?
きっと店舗などでも曖昧になってる場所もあると思います。
そうすると?なのかな?この隙間は無法地帯になって、住んでる人、店舗、通行人あらゆる人のゴミ箱と化します。

ここは少ないですが、このままにしておくと「捨ててもいい場所」と認識されてどんどんごみが増えてしまいます。
隙間が狭いため手が届くところまでしか拾えませんが、隙間のたびに中を見るのがくせになっていますw

他にもあるよ!ゴミポイント!

道路の横の側溝は、たばこが落ちてる確率たかいです!

これだと見えにくいですが、ほぼ全部の隙間にタバコがはいっていました。
ぽいっと捨てたのではなく、ちゃんと整理整頓!?して捨ててあるので同じ人が吸うたびにここに並べているのかな〜?
きれいに並べるのではなく、今後はお持ち帰りをお願いしたいですね。
タバコが側溝に落ちれば、水も汚します。
タバコから有害物質が水へと溶け出し、水生生物への影響/生態系への影響が出ます。さらにフィルターの中にはマイクロプラスチックが入っていますので、この状態で側溝に落ちることは大量のマイクロプラスチックが海にたどり着くことを意味します。
全部拾いました!!

いろいろあったよ!ごみ・ゴミ・ごみ

↓電信柱の片隅に「よく咲くスミレ」が咲いてたよ

↓割り箸やコンビニでもらう手拭きはよく落ちてるし、海にもたどり着いています。
コーヒーのカップ・使い捨てスプーン・ビニール袋…この辺も海にたどり着く率が高いものです。
コンビニで買い物する時はいらないものは断るだけでごみも減ると思います。

↓あ!マスク!これも紙マスクと言いますが、プラスチックでできているので、分解することがありません。

↓レトロかわいいヨーグルッペ。

↓ビニール傘。街ごみ拾いの時は高確率で拾います。

↓飲食のおきざりごみ。今日は置き去りごみ多かった気がします。

↓あ、なんか落ちてる!

↓拾ってみたら泣いてましたww

↓細かいごみもありがとう!

↓爆発しているとんがりコーン。もちろんこの周りにもたくさんのコーンのカケラが落ちていました。

↓もう、上が無くなったとんがりコーン。
すぐ横に側溝があるので、砕けて小さくなったたくさんのマイクロプラスチックが流れ出てしまったんだな〜とおもいながら小さなカケラを全部拾います。

島田駅周辺はどんなごみが多かった??

あっちでも、こっちでも時々街中で出会う仲間たち。
会えるとちょっとうれしい♪
どんなもの拾ったのかな〜とか思いながらも、各々我道を行きます。

今回もごみ拾い終了後にどんなごみが多かったをヒアリングしました。
全員が多いと思ったのがタバコの吸い殻。これは毎回一位になります。
あとは、使い捨てのいお手拭きや紙類・缶類が多かったです。
雨上がりでで濡れているごみもあったと思いますが、ご協力ありがとうございました!

自慢のごみでかんぱーい!

ごみ拾いのあとは、希望者のみで乾杯へ!
今年は島田駅前の「わん」へ行きました。ごみフェスの打ち上げも兼ねてなので出店者さんも参加してくれて賑やかな席になりました。
また、この日はごみフェスの主催者さんのつむぎCAFEが10周年ということもあり、つむぎCAFEのスタッフさんも参加してくれました♪
つむぎCAFE10周年おめでとうございます♪

そんなこんなで賑やかに、はじめましての方もいましたが、ただただ楽しく賑やかにいっぱい笑って、いっぱい食べました。
ごみ拾いで身体を動かしたあとだから、飲んで食べても罪悪感ゼロ?
また大人のごみ拾い企画しますので、はじめての方も、常連さんも、ビーチクリーン仲間もお気軽にご参加くだい♪

あとがき:ごみを拾えることは幸せなこと。平和なこと。

先日ビーチクリーンの勉強会の時に能登半島の方が登壇し、日本海側の海の様子・ごみの様子、震災後の街の様子、今の街や海の様子などを話をしてくれました。
能登の北の方の海岸は震災後4000年分の隆起をして海岸の形が変わったそうです。
その方自身もずっと能登でビーチクリーンをしていましたが、震災後は街の片付けやボランティアの受け入れを優先する毎日で震災から1年以上が経った今もビーチクリーンをすることができないそうです。
ビーチクリーンやごみ拾いをするよりも、生活できる環境にもどすために優先的にやらなきゃいけないことがいっぱいあるそうです。
その方が「今思うと、ごみ拾いできるって幸せなことだったんだなと思います」「またビーチクリーンがしたです」と話しているのをきいてビーチクリーンやごみ拾いができることって平和だからこそなんだ。と気づきました。

もしも自国で戦争が起きていたら?
もしも災害にみまわれたら?
もしも病気でうごけなくなったら?
自分の生活の毎日を生きることで必死な状況だったら、ビーチクリーンでも街ごみ拾いでもきっと続かないし、やろうと思うこともないのかもしれない。
不法投棄や嫌ながごみ出会うこともありますが、それでもこうしてごみを拾えることは自分自身も、自分の家族も健康で、当たり前の日々を送れる状態だからだと知りました。

そしてひとたび大きな災害が起きれば、私達が拾ってきたごみの量をはるかに超えるごみが発生する。
それは自分や誰かが住んでいた家かもしれないし、家財道具かもしれない。
大事にしていたものが一気にごみとなり、処理することも困難になる。
そんな状況ではごみ拾いができないんですよね。

こうして仲間たちとごみ拾いできることは幸せなこと。
そう思うと、より頑張る気持ちが湧いてきます!

私達はビーチクリーン団体ですが、海でごみ拾いすることだけがビーチクリーンではありません。
海ごみの7〜8割は街から、みんなの家からきたごみ。
だからこうして街をきれいにすることは、海をきれいにすること(ビーチクリーン)と同じなんです。
街で拾うこともビーチクリーン。
みんなが家からごみを流出させないように工夫をすることもビーチクリーン。
ビーチクリーンはいつでもどこでもやることができます。
この街に落ちていたごみはいずれ海へとたどり着きます。
そして、毎月行うビーチクリーンで子どもたちが拾います。
でも、10人が1個ずつ街でごみを拾えば、海へたどり着くものが10個減ります。
そんな気持ちで、ぜひこれからも1つでも2つでも拾ってくれたら嬉しいです♪

普通はゴミ袋を持ち歩いていないと思うので、拾った後が困ると思いますが、お店の前などで拾った場合にはお店の方に声をかけるとごみをもらってくれますよ〜。ありがたい!

大人もかっこよく&楽しく!の「大人のごみ拾い」
大人が出した(放置)ごみが多く「大人の出したごみを大人が拾う」今回もそんなごみ拾いでしたが、みなさんとご一緒できて楽しかったです。ご協力ありがとうございました!

また一緒にごみ拾いできる日を楽しみにしています。

次回予定

大人のごみ拾いも定期的に行っていきたいと思いますが今のところ
次回の予定は未定です。

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もくじ