項目 | 内容 |
---|---|
実施日 | 2024.9.26(木) |
天候 | 晴れ/風速1〜2mぐらい |
参加者 | 大人9名 |
ゴミの量 | 45L袋:2 かん:1 びん:なし 金物:なし リサイクルペットボトル:なし 粗大:なし |
World Cleanup Day 出張企画④
「ゼロ・ウェイスト研究会」主催の出張でした!
9月は「海をまもろう。」がいろいろな場所にお邪魔して一緒にWORLD CLEANUP DAYのごみ拾いを楽しみます!
4回目はゼロ・ウェイスト研究会さんの主催で島田駅周辺ごみ拾いをしました。
海をまもろう。を呼んでくれてありがとうございました!
ゼロ・ウェイスト研究会は島田でごみフェス静岡を主催するなど、ごみ削減に力をいれている「つむぎCAFE」のオーナーさんのごみについて考える&ごみを無くす取り組みを推進する会です。
午前中ごみについて語るインスタライブも行っていまいた!
そんなごみに熱い方と一緒にごみ拾いができるのは、とっても楽しいです♪
当日はオーナーさんのお友達や、島田の社会福祉協議会の職員さん・市の福祉福祉課の方、前回千本浜でのごみ拾いにも参加してくれたごみ仲間の方が集まって、駅周辺を掃除しました。
島田駅周辺はきれい!でも、やっぱりあります。放置ごみ。
島田駅周辺では過去2回清掃活動を行っています。
普段は子どもが楽しい!をモットーにしている「海をまもろう。」が大人が楽しい!にフォーカスした「大人のごみ拾い」を行いました。
街なか清掃をしたあと、みんなで乾杯をしよーう!という企画ですので、興味のある方は過去の日記もご覧ください。
過去2回の開催時もそうですが、大人のみなさんのスピードは早いw
始まるとすぐに散り散りに!
「拾いたいごみがある!」と目星をつけているキープごみがあるという方もいましたw
とにかくみなさん、あっという間に街に消えていきます。
島田駅周辺は基本的にとってもきれいです。
見通しも良いため、あまりポイ捨てしたり、放置したりということがしにくい環境なのだと思います。
ただ、タバコの吸殻は結構あります。
だいたいごみが落ちている場所は毎回同じようなところで、ごみが集まりやすい場所になっています。
ごみが集まりやすい場所の特徴は以下のような所かなと思います。
・風に乗って吹き溜まりになるところ(駐車場のすみなど)
・草が多くごみが引っかかりやすいところ(草刈りも大事)
・放置ごみが多く捨てやすいところ(みんな捨ててるし、的な)
たくさん拾いたい方、ぜひ今後の参考にしてくださいw
World Cleanup Dayの話&クイズもしました!
当初World Cleanup Dayの話しだけしようと思っていましたが、人が来るのを待っている間にクイズで少し遊びました。
大人も普通に悩むこの問題。
でも、みなさんノリノリで良い反応でとっても嬉しい♪
「絵は関係ある?」
「かめ…」
などなど、みんなでワイワイ、ヒントをもとに。
さすが大人!あっという間に答えにたどり着きました!
答えは:ウミガメのメスとオスの比率です
砂中温度で性別が変わるウミガメは、砂中温度が29℃(または30℃)以上になるとメスとして生まれます。
砂中温度が29℃(または30℃)以下の場合はオスとして生まれます。
この答えを聞いてすぐに「絶滅じゃん…」とたどり着けるのもさすが!
砂中温度で性別が決まる生物がいるという事実も意外と知らないことですので、生物の不思議も感じつつ、温暖化がこんなことにも影響しているとは…となりますよね。
あまりにもみなさんが一生懸命聞いてくれるので、もう一つクイズ出しちゃいました!
ウミガメつながりで…
ウミガメの赤ちゃんが卵からかえった時、何をたよりに海を目指す?というクイズです。
これも以前「海をまもろう。」のビーチクリーンで出したクイズです。
光を頼りに海を目指すのかまた海の匂いを頼りに海を目指すのか?
どちらもありそうですが、満月付近に生まれるウミガメの赤ちゃんは光を頼りに海へと向かいます。
暗い夜の海では、岸辺よりも海の方が月の明かりで明るく見えるんです。
だから、海岸沿いに自動販売機を置いたり、ホテルや野球場などが建設されてしまうと、ウミガメの赤ちゃんは間違った方向に進んでしまい、力尽きてしまうそうです。
考えただけでとっても悲しいです。
そんなこんなで、クイズで遊びWorld Cleanup Dayの話もさせていただき、いざごみ拾いです。
今日は私の目線&私の独り言でごみ拾いの様子をおつたえします
今日は街ごみ拾いということで、あっという間にみなさん散り散りで、誰とも出会うことがなかったので、私の拾ったごみの写真しかありません。
なので、今回は私目線のレポートをします。
普段からごみを拾いながら、想像したり、妄想したり、どうしてここにごみがあるのか1人で推理したり…実はごみ拾いをとっても楽しんでいますw
きっとごみ拾いをしている仲間の中には同じような方もいるのかな〜と思います。
なのでその様子を?何を考えていたのか?私の目線でお届けします。
せっかくなので私の歩いたルートもシェアしますw
なんかごちゃごちゃしていますが…分かる人にはわかるかな?
40分くらいの時間でこのルートを歩きました。
拾いきれないところもありましたが時間も迫っていましたので、後半は速歩きで戻りました。
私目線のごみ拾いスタート!
※私が心の中でつぶやいていたことレポートです。
住宅のそばってマイクロプラスチックあるよね〜
車道に粉々のプラごみ!
車にひかれちゃうパターンのごみか〜
車道危ないし、一瞬でマイクロプラスチックだし、
このパターンは減らしたいな。
っていうかなんだったのかな?これ。
あ!草なくなってる!ごみも少ない!
(前回来た時この三角地帯の草の中にごみがいっぱいでした)
草がなくなるだけでごみも減るんだな〜
でも緑がない街も嫌だし。
緑豊かな街作りをしながらも、そこに放置ごみを生まない環境づくりが必要か〜。
セブンかぁ〜
この辺どこにあったかな?
雨が降ったら流されちゃう場所。
雨が降って川へと流出する前に拾えて良かった。
めだま??
壁の穴という穴に缶が入れられてるゾーン到着!
今日もしっかり入ってるw
きっちりすぎて抜けないパターン!!
錆び具合…いつからここに?
これもぴったりフィットパターン…
抜けない〜
なんでこんなに缶のサイズに合わせたかのような穴なのよw
穴の大きさにゆとりを!
ツタの中に缶!
さてはツタがここまで生い茂る以前にここに入れたのね。
錆びてないし、古さもない。
ということは、雨の助けもあってここ数週間でつたがぐんと伸びたと仮定して、数週間前のごみ?かな?
あと数日遅かったらツタに隠れて発見されないごみになるとこだったね。見つけてあげれて良かった!
違う穴に同じ銘柄のタバコの箱…
同一人物だな!
しかも入れやすい高さの穴に入ってるのが古くて、足元の高さの入れにくい穴に新しいやつ。
入れやすい穴には、前回自分が入れたタバコの箱が先客としていたから、二回目は入れにくいとこになっちゃったんだねw
なんか、むしろこの穴をみんな、自分の物を入れる棚として活用してる可能性あり!?
棚がしのように1穴ずつ借りて使うやつ的な。
とりあえず持って帰ってねw
ほらほら、ごみがいっぱい落ちてそうな気配w
↓この画像の中に何が隠れているでしょ〜か?
傘(日傘)でした〜♪
もう少しで蔦に埋もれて二度と発見されないごみになっちゃうとこだったね。
あ〜届かない…
向こう側にいっぱい。
せめて拾えるところに落としてほしいな。
いや、落としちゃだめだよ。
風で舞って入ってしまったのもあると思うけど、よく見ると取れないことで下の方にもごみが積もってて、ごみの地層になってる予感。
ソフトボール?
テニスボールか!
駐車場にスポンジw
洗車?洗車したの?
この駐車場はスポンジ以外時間が迫っていたので拾いきれませんでした。
たくさん拾えた♪
誰とも合わなかったけど、みんなはどこにいたのかな?
いろいろと1人黙々と心のなかで独り言w
無心になって拾うなんてことはなかなかなくて、ずっとなにか考えたり思ったりしながらごみを拾っています。
ごみ拾い団体していますが、別にごみ拾いが好きなわけでなく(いや、好きですが)
ごみ拾いなんて、無いに越したことはありません。
手段としてごみ拾いを使っていますが、ごみを拾いながらいつも思うのは、拾うことも大切ですが、そもそもここにごみが落ちない(溜まらない)システム作り・環境づくりが大切だといつも想いをめぐらせます。
それは、無理なく誰もが気持ち良くごみの出ない生活スタイルに移行する、個人個人が意識する取り組みだったり、
自然に流出しても分解する、技術的な取り組みだったり、
ごみを落としたくない、きれいを保ちたくなる街の環境づくりだったり…
1つのことを頑張れば解決するのではなく、いろいろな方向からたくさんの人のアイディアと得意分野が合わされば新しい「暮らしのあたりまえ」が生まれるんじゃないかと思います。
私になにができるかな?
私がやるから意味があることも何かあるはず。
出来ることの大きさは関係なくて、みんな1人1人、誰もが「あなたがやるから意味がある」ということがあると思うんです。
実現するのには時間がかかって、私は世界が変わった様子を見られないかもしれないけど、それでもいいんです。
この活動がずっっとずっと先の未来の子どもたちの笑顔に繋がりますようにと常々願っています。
そんなこんなでゴールです。みんなで分別しました!
みなさん地味に暑かったですね。ありがとございました!
あとがき:ごみトークとランチ
集合場所が歩歩路の2階にあるつむぎCAFEでしたので、午前の仕事を終えてお腹がペコペコだったので、ごみ拾いの前につむぎCAFEでランチをいただきました。
オーナーのまみさんとは、ごみ仲間なので一緒にランチを食べながら第一声から最後までごみトークでした。
途中からランチ合流してくれたみなさんも巻き込んでのごみトーク。
「ご飯食べながらごみの話し」なかなか変な組み合わせなので、嫌な人は嫌かもしれませんね。
でもごみの事って、明確な答えや、これが正しいという方針も正解もないので実はとってもクリエイティブな話だと私は思っています。
新しい何かが生まれるワクワクもあります。
そして、ごみというのは生きてる限り絶対に切り離せない生活の一部なので、睡眠や食事と同じように、快適であるに越したことはないと思うんです。
良い枕やベッドでいい睡眠をとり健康に
美味しい食事を食べて心も身体も健康に
それと並ぶくらいみんなが意識を持って大事に快適にするものであってもいいのにな、と思います。
食べることも生きること
ごみが出るのも生きること
だから美味しいランチとごみトークは実は同じジャンルの生きるうえで必要不可欠なこと。
だと思ってます。
それでは!
限られた時間でごみ拾いをしてくれた方。
仕事の休憩時間に職場の周りでごみ拾いをしてくれた方。
最後まで一緒にごみを拾ってくれたみなさん!
ありがとうございました!
また一緒に拾える日を楽しみにしています♪
次回予定
〈World Cleanup Day出張企画〉
9月28日(土)
8:00〜9:00
海をまもろう×RIVER CLEAN
→場所が石津浜海岸に変わりました!
小雨決行です!
9月29日(日)
8:00〜10:00
海をまもろう×地球をきれいにする会
〈海をまもろう。ビーチクリーン〉
10月20日(日)
8:30〜9:30
吉田漁港西側海岸