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【ワークショップ日記】UMIcafeと同時開催・マイクロプラスチックLABOのかわいい研究員さん

2024年6月16日、いつものビーチクリーンのあとに年に1度の「UMI cafe」を開催しました!
ご参加いただいたみなさんありがとうございました!

マイ皿やマイカップ・チェアのご持参ありがとうございました!
おかげで、ごみの出ない気持ちのいいカフェタイムになりました!

UMI cafeの様子はこちらから↓

もくじ

マイクロプラスチックLABOとは?

ビーチクリーンでいっぱい見つけるちいさなつぶつぶ…。
よくみると、カラフルでかわいい色をしてたりするんだけど…これって何?

これはマイクロプラスチック!
マイクロプラスチックLABOの研究員になってマイクロプラスチックのことを調べてみよう!

マイクロプラスチックLABOでは、今世界中で問題になっているマイクロプラスチックについて研究し「未来を救う発見」を子どもの手でおこなってゆく場所です。
ちいさなごみの世界をのぞいて想像して…マイクロプラスチックのことをよく知っていく。
すると今まで見えなかった物が見えたり、気づいたり!
それ小さな発見かもしれないけど、もしかしたら地球を救うヒントかも!

研究員になってくれたみんな!ほんとうにありがとう!
マイクロプラスチックのことをよーく知って、調べて、地球に住むたくさんの人やいきもの、美しくてきれいな地球や海をいっしょにまもろう!

マイクロプラスチックとは

5 ミリよりも小さなプラスチックのかけら、目に見えないくらい小さくなったプラスチックがマイクロプラスチックと呼ばれています。(5mmより小さいものはナノプラスチックと言います)
マイクロプラスチックにはもともと5mm以下のものと日常生活の中で使われていたプラスチックが、自然界に流出して、紫外線にさらされて小さく砕けたもの、があります。
これらのマイクロプラスチックは最終的に海へと流れ込み海の生きものに影響を及ぼしています。
魚やウミガメなどがの海洋生物が、餌と間違えて食べる。
すでにいわしのような小さな魚から、くじらのような大きな生き物まで、そのお腹からプラスチックごみが検出されています。

もともと5mm以下のプラスチックごみとは海岸にもよく落ちているのですが、プラスチックのもとになるペレットや化粧品や歯磨き粉に含まれるマイクロビーズなど。
下の写真の半透明の丸いものがペレットです。

紫外線にさらされて小さく砕けたプラスチックとは、庭に置いておいたおもちゃのシャベルや子どもがのって遊ぶおもちゃの車、バケツなどが雨風、太陽にさらされて、色が薄くなり、ところどころ崩れているのを見たことがあるでしょか?それらのように砕けたものがマイクロプラスチックとなっています。
海にたどりついた時は形があったものも、太陽にさらされていつのまにかマイクロプラスチックになってしまします。

↑は赤い三角コーンが劣化し、砕けていっているもの。

↑形は残っているけれど、触るたびに細かいプラスチックごみが生まれてしまうようなごみ。

マイクロプラスチックはどこにでもあります。
この問題は日本だけでなく世界中でおこっています。

かわいい研究員さんでいっぱい「マイクロプラスチックLABO」

まずはLABOの準備!
研究員のみなさんは自分の研究員証に名前を書いたり、白衣を着たり。

かわいい研究員さんたち!
今日は残念ながら砂がぬれているのでマイクロプラスチックの採集は断念しましたので、私のマイクロプラスチックコレクション(笑)をみんなで研究してもらいました。

今回は2種類のスコープを用意しました!
スマホにつけて200倍ズームができるスコープ↓と

手持ちのスコープ↓

まずはどちらかのスコープを使って、マイクロプラスチックをよーく、よーーーーーく観察。
大きくしてみると…
「白だと思ったけど茶色い汚れがついてた!」
「ギザギザの模様が見える!」
「あ、砂がすきまに挟まってる!」など、いろいろ発見!

次によく観察したマイクロプラスチックをワークシートに描き込む。

ワークシートにはマイクロプラスチックの絵と、色・形・模様などを書きます。
そして、ここからはみんなの想像力!
正しいことも大切ですが、それよりもまずは、自分で考える想像することがとても大切なこと。

「このマイクロプラスチックは何だったんだろう?」
色や形から想像をします。

本当のことはもっとちゃんと研究しなければわかりません。
研究したところで、わからないかもしれません。
正しい答えを見つけるよりも、身近なプラスチックを思い浮かべる。
「もしかしたら、これがこんなに小さくなってしまうのかな?」と物の最後を思い浮かべる。
そういう想像力があれば身近なものを大切にしたりできるんじゃないかな、と思います。

ちなみに200倍スコープでのぞくと

こんな感じに見えます!(これは先日ごみフェスでやった時の写真)

スコープの使い方が少し難しかったり、何だったの考えるのが難しい子もいましたが、どの子も真剣な表情で一生懸命取り組んでいました!

以下写真で様子をお伝えします。

みんなの研究が世界を救う!?

研究して想像する。その一歩が地球を救う第一歩かもしれません。
今回はおみやげに以下のものをお持ち帰りしました。
・自分でマイクロプラスチックをびんに詰めたもの
・LABO研究員証
・LABOシール
・ワークシート

マイクロプラスチックを持ち帰ったので、夏休みの自由研究などにもぜひ使ってみてくださいね!

みんなの研究ワークシートは別途LABO専用ページを作る予定ですので、ここではかわいい研究員を紹介します!

みんなありがとう!
また一緒に研究をしようね♪

※今回マイクロプラスチックLABOで使用した研究アイテムの一部は「海をまもろう。」がパートナー登録をしている「美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会」の助成金により購入させていただきました。

次回予定

マイクロプラスチックLABOは継続的に行う予定です。
現時点では次回未定。

でも!
研究は続けるからこそ、意味のあるものに!
今回参加できなかった子も・今回参加した子も、新しい発見をする日まで、なにかがわかってくる日まで、一緒に研究を続けよう!
今回参加したきみ!きもはもう立派なLABO研究員だよ!
次回参加するときにはLABO研究員証をもってきてね♪

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