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【ビーチクリーン日記】2024年6月16日/父の日もみんなでClean up!ブイの多い日でした!

項目内容
実施日2024.6.16(日)
天候晴れ/北東の風1mぐらい
参加者大人28名・子ども26名/計54名
ゴミの量赤袋:8(※今までの青よりも大きくなりました)
かん:1
びん :0
金物:1/2
リサイクルペットボトル:1
粗大:ブイ✕5
もくじ

暑い中ありがとうございました!ブイの多い日でした!

天候の回復が遅れたため、当日急遽1時間遅れの9:30スタートに変更をしましたが、参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

雨上がりということもあり、ごみが濡れている状態だったり砂が濡れているためマイクロプラスチックが採集できなかったりと、少し不便な部分もあったかと思いますが、たくさんのごみを見つけてくれてありがとうございました!
びっくりなことに、今日はブイが多かったですね!

なんでこんなに漂着したのでしょう?
「海をまもろう。」の活動を始めてから1番のブイ回収率でした!

遠くから重いブイを運んでくれてありがとう!

資源回収ありがとうございます!

本日も資源回収にご協力いただき、ありがとうございました!
暑くなってきたので、アイスの棒が増えましたねw

資源回収の詳しい報告はこちらから見てみてくださいね。

今日のクイズ

今日は植物!
Q:この2つの植物のうちの、どちらかがプラスチックを分解するということが発見されたよ!どっち?

どちらも割と身近な植物です。
そんな身近な植物がプラスチックを分解すると知ったらなんだか、嬉しいですよね!

プラスチックは長い年月をかけて、細かく細かく分解され
みんなが海で拾う小さなプラスチック片や、5mm以下のマイクロプラスチックになり、さらに分解が進むと1 µm(マイクロメートル)~5 mmのナノプラスチックとなり目に見えずとも、空気中や水の中などにも存在しています。
プラスチックのやっかいなところは、分解といっても、土に還り、自然に還って消滅するような分解ではなく、目に見えなくても、いつまでも地球上に残り続けるところです。

このプラスチックを完全分解する虫として、以前は虫のクイズをだしました。

これの答えはワックスワーム
偶然ビニール袋に入れていワックスワームがビニール袋を食べているのをみて、発見されたそうです。

今回は植物!植物が地球の救世主になるかも!?
きのこorたんぽぽ。さぁ?どっち?

答え:きのこ
2011年アメリカのイェール大学は、アマゾンの熱帯雨林でプラスチックを食べて成長する珍しいきのこを発見したそうです!
さらにロンドンにある王立植物園キューガーデンからもプラスチックを分解する能力があるきのこ(菌類)の研究が発表されました。

今まで何種類かのプラスチックを分解するきのこが発見され、分解できるプラスチックの種類も違うそうです。
普通に放っておくよりは分解スピードは早いそうですが、大量のプラスチックを分解できるほどではない状態なので、今も研究が続いています。

みんなの周りにあるきのこが、世界を救う日が来るかも!?

今日のごみたち

今日もいっぱい拾ってくれ、ありがとうございました!

↑手と足を使って一生懸命ブイを運ぶ子と、嬉しそうに魚の骨を運ぶ子。2人の姿が微笑ましい。

↑先月も漂着したこのタイプのブイ。どこからきているのでしょう?
中に少しだけ水が入っていました。
調べてみましたが、このタイプのブイを発見することができませんでした。
知ってる方がいたら教えてください〜

↑みんな、トングを上手に使ってこまかいプラスチックごみも拾ってくれました!

↑砂の中からもプラスチックごみが出てきた!
でも今日は砂がぬれているため、うまくザルが機能しません…

↑「これはごみなの?」いっぱい落ちてる〜
今日は海藻の多い日でした。

↑こんなふうに海藻が浜辺にてんてんと。
さらにそこにごみが絡んでいたり隠れていたり。

↑なんとブイを2つも見つけてくれました!!

↑持参のざる(ふるい)でプラスチックごみゲット!

↑こちらもブイ。運びやすいロープつき!

↑先月だいぶ集中的に頑張ってくれたテトラポット。
だいぶきれいになっていて嬉しい!

ごみの分別までしっかりと。これも大事。

いつもビーチクリーンのあとはみんなで分別をしてもらっています。
ビーチクリーンを始めた当初は、集合場所にもって来てもらったあと、スタッフで分別をしていましたが「分別こそごみと向き合うチャンス」だと思い、去年から分別までみんなでやることにしました。
みなさん、率先して分別作業をしてくれて、本当に助かります!

ごみ拾い中は細かく分別をせず、燃えるゴミを袋にいれ、その他のごみをバケツに入れながら清掃活動をしてもらい、回収場所にて以下のように細かく分類をします。

  • 燃えるゴミ(汚れの多いプラスチックごみや、お弁当容器、肥料袋など。)
  • きれいなプラスチックごみ(リサイクル可能と思われる、ペットボトルやプラごみ)
  • 缶類(中にタバコが入ってることがあるので注意)
  • びん(比較的少ないです)
  • 金物(傘のほね、ネジなど)
  • 粗大ごみ(袋に入らない大きなもの)

これらに分けるとき、ただ捨てるのでなく
「これはきれいなプラごみ?」
「なんでネジなどの金物が落ちているんだろう?」
など、いろいろと考えるということがとても大切だと思います。

以前このゴミ↑を見て「これはきれいなプラスチックかな」言いながら分別をしてくれた小学生がいました。
これってとてもすごいことだと思います!

私の住む土地はなんでも燃えるゴミとして捨てることができるので、小学生の時どころか、わりと大人になってもこんなふうに、自分で分別を考えるということをしてきませんでした。

なので、こうしてビーチクリーンにきて、分別までを楽しく覚えていくというのはとても大事な環境教育だと思っています。

ごみ拾いをする子は、ごみを捨てる子にならないし
分別できる子は、考えて物を選べるようになるんじゃないかと思っています。

いつも一緒に分別をしてくれてありがとうございます!

UMI cafe&マイクロプラスチックLABOへのご参加ありがとうございました!

今日は、ビーチクリーンできれいにした海岸でみんなでのんびりコーヒー飲もう!という企画
UMI cafeもありました!

今年で3回目となりますが、1回目のときからごみゼロを目指しマイ皿・マイカップの持参をお願いしています。
見事に!毎回みなさん持ってきてくれて!感謝感謝です!

今回はマイクロプラスチックLABOもあったため、のんびりコーヒーを飲めなかった方もいるかも知れませんが、一緒にビーチクリーンをした仲間たちと同じ時間を過ごせて、楽しかったです!

参加してくれたみなさんありがとうございました!

♪詳しくは別途UMI cafe&マイクロプラスチックLABOのページにて

あとがき:ビーチクリーンも遊びのうちであってほしい。

このトングを選んでる姿がとっても可愛らしいな。と個人的にとっても気に入っています。
トングを選ぶところからワクワクして、自分で選んだトングだから使いたくなる。
だからごみを見つけると嬉しい!
私はごみ拾いに対して、すごく楽しくてポジティブなイメージがあったわけではありません。
でも、いざビーチクリーンをしてみると、楽しいんですw
そして子どもたちは遊びの天才なので宝探しのように、ゲームのように、毎回ビーチクリーンを楽しんでくれています。

こうやって海にきて、ビーチクリーンも子どもたちの遊びの1つになっていたらいいな、と楽しそうな子どもたちを見ていつも思います。

今月もたくさんの方が海に集まってくれました!
一緒にビーチクリーンをしてくれてありがとうございました!
また来月!海で会いましょう!

※今回マイクロプラスチックLABOで使用した研究アイテムの一部は「海をまもろう。」がパートナー登録をしている「美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会」の助成金により購入させていただきました。

次回予定

7月15日(海の日)
8:30〜9:30
吉田漁港西側海岸
【ブルーサンタday】
※海の日は青いサンタになって未来に青い海を残そう!
青い服や帽子・タオルなどを身に着けて参加してね。

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