2項目 | 内容 |
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実施日 | 2025.5.18(日) |
天候 | 晴れ/西南西の風4mぐらい |
参加者 | 大人24名・子ども21名/計45名 |
ゴミの量 | もえるごみ:8(70L) かん:1/2袋 びん :少し 金物:少し リサイクルペットボトル:1本 粗大:タイヤ・コンテナボックスの蓋・木の板 |
大雨から一転!!無事に開催できました!

天気予報ではずっと土日大雨予報でしたがまさかの晴れ!曇り?とにかく雨ではなくなったので、無事にビーチクリーンを開催することができました!
地球がごみを拾ってほし〜って言ってるのかな?と思いましたw
なんだかすごい景色な日で、波も高く景色が霞んでいて、海岸にはたくさんの海藻と生き物とごみが漂着していました。

雨上がりでごみが濡れていましたがたくさん拾ってくれてありがとうございました!
資源回収ありがとうございます!

今月も資源回収にご協力してくれてありがとうございました!
テトラパックの回収率が高くてもう全体で10kgぐらい集まってると思います♪
詳しい様子は下記の記事から御覧ください。
先月の「すてないくらしのフェスタ」の資源回収も少しだけのっていますの見てみてくださいね。
※ゼリーパウチは蓋をしめて回収ボックスに入れてください♪

本日のクイズ

今月のクイズはグリーンカーボンとブルーカーボンについての話。
少しむずかしく感じますが、すごーーーーーく簡単にいうと…
・CO2が大気中にいっぱいになると温暖化の原因になる
・そのCO2を吸ってくれるのが陸上にある木などの植物や海の海藻など
・つまり木や海藻・サンゴは、地球が熱くならないようにしてくれている!
陸上の木や森がCO2を吸ってくれること→グリーンカーボンといい
海の中の海藻類がCO2を吸ってくれること→ブルーカーボンといいます。
Q:森などの木と海の中の海藻とどっちがたくさんCO2を吸ってくれるんだろう??

植物や海藻が地球の温度に関係してるなんてびっくりですよね!
難しい話だけど一生懸命聞いて考えてくれてるみんなの表情が好きです♪


こたえ:海の中の海藻(ブルーカーボン)の方がたくさんCO2を吸う!でした。
今日もたくさんの海藻が打ち上がっていましたね。この海藻が実はすごい役割を持っていたなんてびっくりですね!

木の方が大きいし、多いからたくさん吸ってくれるようなイメージがありましたが、実は海の方がたくさCO2を吸ってくれているんです!
グリーンカーボンは年間19億トンのCO2を吸収
ブルーカーボンは年間29億トンのCO2を吸収するそうです。
同じ面積で比較すると海の方が5倍も吸収するそうです!びっくり!!
つまり海が汚れ、海の中の温度もあがり、海藻などがなくなってしまったら地球の温暖化はもう止めることができないんです。
近年ではサンゴの白化現象、磯焼け(海藻がなくなってしまう)が海の中でも多く見られるようになっているそうです。海藻(藻場)がなくなることは生態系にも大きな影響が出ます。
海の豊かさはこの海藻やサンゴたちのおかげでもあることを知っておくのは大事なことだと思いました。
ビーチクリーンをすることも、もちろんこの海や海藻を守ることにも繋がります♪
過去に配布したレター007サンゴクイズも見返してみてくださいね

本日のごみたち

さぁ!今日も元気に拾います!
みんなはどんなごみと出会ったかな?
↓なんだろうこれ?小さいものも見つけてくれてありがとう!

↓こういうベニヤの板もよく落ちています。

↓埋まっていたタイヤを掘り返してくれました!

↓コンテナボックスの蓋!きっと家の庭などから雨や風で飛ばされ流されここまできたんだね〜という話を一緒にしました。
明日は我が身?というか、すでに自分の家の庭などから流出させてるものがあるんだろうな〜と思います…気をつけなくちゃ。

↓棒が2本!なんの棒??

↓ボール発見!過去にも何度か同じようなボールがここで拾われてます。
遊んで忘れていったというよりも、これも街からの流出だと思います。ボールがプカプカ川を流れてここまでたどり着いたんだろうな〜と。

↓ここにもベニヤの板

細かいプラスチックを一生懸命手で拾ってくれてました!しかも嬉しそう♡

↓お皿のような?まだ使えそうな容器

↓荒波の前でビーチクリーン姿がかっこいい

↓つりいと?化学繊維の糸がいっぱい落ちていました

↓なんか埋まってる〜と思ったらコレ!あなごとか捕まえる罠だそうです

↓一時間じゃ短い!と言っていました!確かに!もっと拾いたいよね。

↓もうこうなると、なにがなんだかw 芸術的にも見えてくる。よく絡まってます。

↓なんだかすごい景色のマイクロプラスチック。

↓もしかして…サボテン??

今月もたくさん拾ってくれてありがとうございました!









駐車場はたばこの吸殻だらけです

車を降りて早々に見つけました。タバコの吸い殻。
これはどうみても、故意的にすてていますよね。子どもたちもみていますよ〜
タバコが良い悪いではなく、かっこいい大人の姿を見せてほしいと願います。
漂着ゴミと違って明らかに大人の捨てたごみ。駐車場はいつもタバコの吸いがらや、ポイ捨てされたものが落ちていることが多いです。

海藻クイズ!海藻にかくれたごみを探そう!

こんな感じで今日はたくさん海藻が落ちていましたので、海藻なのかゴミなのかパッと見わからないとみなさんも言っていました。
ビニールだと思って拾ったら海藻だったり。
「あ、ごみ。え?海藻?」を繰り返しながら拾った人も多かったんじゃないでしょうか?
そんな時に拾いながら私がやる遊び(ゲーム?)紹介しますw
その名も1人ミッケですw
下の写真でぜひ一緒に♪
この状態の海藻群を見つけたら1人ミッケスタート!
「ごみはどこ?」

↓クローズアップします「ミッケ!」
ここです!多分あめ?の包む袋。みんなは見つけられたかな?

第2問!ごみはどこ??今度は2つあるよ!

↓「ミッケ!」
ここですw 2つとも見つけられたかな?

サクサク拾っているように見えて実はこんな感じで楽しんでいますw
ぜひ皆さんも?海藻の多い日はやってみてください♪
ちなみに下は海藻ですが、ビニールにそっくり。

こんなに似ていると、クラゲや海藻を食べるウミガメなどが、ビニール袋を間違えて食べてしまうのがわかりますよね。
人間の私達でも、海藻とビニールをまちがえるくらいなのでお腹をすかせたウミガメさんも間違えちゃいますよね…
この下の緑も海藻に見えるし、奥の海藻はビニールに見える。

1人ミッケで楽しみつつも、この現状をまのあたりにすると、人間の出したごみを間違って食べて苦しんでいる生き物がいるということを痛感します。
大きな波がきてもう一度たくさんのごみと海藻が海に戻って行く前に一部でも拾うことができて良かったと思うと同時に、海の中はこんな状態なのかと想像すると、悲しくもなります。
でも!わたしたちができることをできる場所で!拾い続けることはきっと意味があると信じています♪
海の生きものと川の生き物。そして海藻の楽しみ方
昨日の大雨と強風でなんとびっくり!鯉が4、5匹打ち上がっていまいした!
鯉にはかわいそうですが、まさに川と海がつながっているということの立証ですね!

鯉たちが大雨で川から海へと流されて、波によって打ち上げられる。
これは鯉だけではなく、ごみでも同じようなことが起こってるということです。
海ごみの7割から8割は街から出たごみと言われています。雨や風で飛ばされたものが側溝におちたり川へ落ちたりしてそのまま川を下り海へとたどり着きます。
なんでこんなものが海に落ちてるの??というようなものが海には時々落ちているのはきっとそんなふうに街から海まできたんだろうな。と思います。
もう1つ!変わったものが漂着していました。
私も2匹みつけましたが、砂にまみれたこれ!なんなのか??まったくわかりませんでした。
でもなにやら生きてる??ということで、一緒にいた子がトングで掴んで海へと戻してくれました。
なんと優しい!

ちなみに後から教えてもらったんですがこれはアメフラシだそうです!
海の中ではこんな状態です↓

そして本日たくさん打ち上がっていたもう1つの生き物?は海藻!

先日海をまもろう。がパートナーとなっている美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会の総会の時に海藻おしば協会の副会長さんの講演と海藻を使った万華鏡づくりのワークショップがありました。
ブルーカーボンとして地球を守る海藻たちがこんなにもかわいく面白くなるなんて!
※おしばに使う海藻は海岸に打ち上がったものを使用しています
本日のビーチクリーンにも持っていきましたので覗いて楽しんでくれた方、ありがとうございました。
海で泳ぐこと、遊ぶこと、生き物に触れること。こんなふうにいろいろ楽しんで、海も海藻も守りたいですね。
↓おまけ♪今日拾ったり、見たりしたごみや生き物を参加してくれた子が書いて送ってくれました!

それでは今月もありがとうございました!
次回はUMI cafeを予定しています。詳細は近々LINEにおくりますね!

海で会えるのを楽しみにしています♪
次回予定
6月15日(日)
8:30〜9:30
吉田漁港西側海岸
※終了後UMIcafeを予定しています
準備の関係で予約が必要です。詳細は追って公開します♪