項目 | 内容 |
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実施日 | 2024.10.20(日) |
天候 | 晴れ/東北東の風4mぐらい |
参加者 | 大人27名・子ども22名/計49名 |
ゴミの量 | もえるごみ:8(70L) かん:2(45L) びん :1/2(15L) 金物:1(45L) リサイクルペットボトル:0 粗大:ブイ2・KOITOのパレット・コンテナのふた2・キャンプチェア・くい・発泡スチロールのマット? |
風の強い日!砂に埋まったごみたち
今日は風が強く少し寒さもありましたが、動いていると暑からず、寒からず、ビーチクリーンのしやすい時期になったな〜と感じます。
先月の様子とは打って変わって、一見すると海岸のごみは少なく見えましたが砂が覆いかぶさり、埋まってしまっているものも多いんだろうなという感じがしました。
父息子でごみ拾いしていた方はレインコートを砂の中から引っ張り出してくれたそうです!
こんな感じで今まさに埋まっていくごみたち。
少しでも見えていれば拾い上げることができますが、きっと砂の中に埋まってもう出てこない、地層の一部になっているものもたくさんあるんだと思います。
過去のビーチクリーンで、運搬用のパレットが漂着しましたが、フォークリフトじゃないと運べないレベルの重さで、断念しました↓
これも翌月には2/3ほど埋まり、翌々月には見えなくなりました。
今も砂の中にあるんだと思います。
こういう運び出せない大きなごみは、現状諦めるしかなくて悔しいです。
資源回収ありがとうございます!
今日もたくさんの資源を海に持ってきてくれてありがとうございました!
資源回収ボックスに入れる時なぜか楽しそうな子どもたちの顔を見てるのが好きです♪
テトラパックがたくさん集まってびっくり!
集めてみると生活の中でテトラパックって意外とたくさん使われていることに気づきました。
詳しい個数などはリサイクル回収日記を見てくださいね。
プロギングってなんだろう?教えてもらいました!
今日はバンライファーのなっちゃんが「海をまもろう。」のビーチクリーンに参加してくれました!
なっちゃんはキャンピングカーで日本一周しながら各地でプロギングをしています。
なっちゃんのインスタはこちら
今回は静岡に来るから、ということでビーチクリーンに足を運んでくれました!
スウェーデン語の「plocka upp(拾う)」と英語の「jogging(走る)」を組み合わせた言葉で、ジョギングしながらゴミを拾うフィットネス!
2016年にスウェーデンから始まり、今では100カ国以上で楽しまれ世界大会もあるそうです!
走りながら「ごみ発見〜!」「ナイス〜」などと声を掛け合い、称え合う!
そしてごみを拾う時には腰を曲げるのではなく、腰を落とすランジの姿勢で負荷を与える。
走って健康&拾って気持ちいい!
楽しく笑顔でお互いを称え合えるスポーツです。
スポーツ!って感じで聞いててとても楽しくわくわくしました。
どこでも出来るのが魅力ですよね!
ずっと気になってたプロギング、初めてみようかな…。
新しい武器(トング)登場です!!
砂に刺さらなかったので横たわっている手前のトング二種類が今月から登場した新しいトングです!
黒と赤のマジックハンドは沼津でビーチクリーンをしている個人の方が「海をまもろう。」のみんなで使ってくださいと10本寄贈してくれました!
グリップをにぎるだけで先のマジックハンドが動いてごみを掴むことが出来るので、楽しい!
子どもたちも早速使っていました!
従姉妹の小さい子の分も持たされカニのような状態にw
しかも強風w
青と黒のトングは森永製菓株式会社とテラサイクルジャパン合同会社が「ウィダーinゼリー」などのゼリー飲料のパウチの空き容器から作ったトングです!
「海をまもろう。」にも10本寄贈していただきました!
最初の話の中で私が、グリップとトングの先と伝えてしまいましたが、トングのグリップ部分のみにinゼリーのキャップが10%配合された再生原料を使用しています。
今後パウチ本体などもすべてリサイクルできるように検討中だそうです。
私たちが資源回収として送ったものが、街や海をきれいにする道具になるってなんだか嬉しいですよね♪
使い心地もよく、小さなごみも拾えました!
海をまもろう。でも9月よりゼリー飲料のパウチの回収を始めましたのでご協力お願いします!
今は10%の配合ですが、こんな風にどんどん色々なものがリサイクルされて、ぐるぐる生まれ変わって行くといいですよね。
今日のごみたち
今日もいっぱい集めてくれてありがとう!
↓発泡スチロール製のマット?のような何か
意外と重たいらしく3人で力を合わせて運んでくれました!
↓いつも大きなものが落ちているエリアから、蓋やキャンプの椅子などを見つけてくれました!
そんな2人の姿がかっこいい!右に見える木立は誰かの秘密基地エリア。
↓コンテナボックスの蓋?は過去何度か拾っているKOITO第一化成のもの。
秘密基地エリアには以前から誰かが遊んでる?集まっている形跡があり、ブイを木からぶらさげたり、ブランコがあったり、大きなパレットがあったり…
どうしようか?と悩んで様子を見ていましたが、ブランコなどもなくなり、ただのたまり場のような雰囲気になっていたので、パレットなども含めて撤去しました。
↓秘密基地エリアで焚き火をしたあと。近くにはBBQ網も落ちていました。
↓焚き火の周りにはタバコの吸殻もたくさん。ビールの空き缶もいっぱい落ちていました。
↓未開封のMコーヒー!レトロ感と1978という数字から古いものかも!?と思いましたが、2013年頃復活したパッケージのようです。
↓漁業用のロープやシートもありました。
マイクロプラスチックから大きなものまで、大勢でやると本当にたくさんのものが集めることができて嬉しいです!
今日も一緒にビーチクリーンをしてくれたみなさんに感謝です!
ビーチクリーンだけど草を刈ることの意味
ビーチクリーンをしている場所は駐車場から草を超えた先になります。
ここは定期的にどこかの機関が草刈りをしてくれていますが、たいてい、草がぼうぼうな状態です。
今はわりと歩きやすいほう。
この駐車場と草の茂みのあたりには上の写真のようにタバコの吸い殻がたくさん落ちています。
また、草の茂みの中にはビールの缶やお弁当の容器など、あきらかに誰かが放置したごみが置かれていることが多いです。
今日もしげみの中に缶。
そして中を見るとタバコの吸殻…
このごみがとっても厄介なので、缶の中にタバコの吸殻をいれるシステムやめて欲しいな〜とよく思います。
街でも、海でも、別の海岸でも、公園でも、駐車場でも…
どこにでも、あたりまえのように共通の捨て方のように存在しています。
誰が最初に考えついたかわかりませんが、最初「缶の中に入れたらいいじゃん!」って気づいて「おー!ナイス!」って広がったのかな?
日本全国同じ捨て方で発見されるって逆にすごい浸透率だなって思います。
路上から灰皿がなくなったことも、缶にタバコの吸殻を入れることが普及した要因の1つだと思います。
公園や街中から灰皿が消えて、じゃあちょうど持ってた缶の中に…と。
海外でもたばこの吸殻のポイ捨ては日本同様問題視されています。
イギリスではタバコのポイ捨て防止対策として、「Ballot Bin」という投票式吸い殻入れが街中に設置されています。
「ロナウドとメッシ、どっちがうまいサッカー選手?」「アヒルサイズの馬1頭と、馬サイズのアヒル100羽、どっちと闘いたい?」など思わずアンケートに答えたくなるような2択が書かれた透明の吸い殻入れにタバコを捨てることで、誰でも自由にアンケートに参加できます。
吸い殻入れは透明になっていて、たまった吸い殻の量を外から確認できるため、タバコを吸う人も吸わない人も、アンケートの回答結果を見て楽しめる仕組みになっているそうです。
「タバコのポイ捨て禁止!」と言われるよりも楽しい気持ちで吸い殻をしっかり吸い殻入れに捨てる。
すごく素敵なアイディアだなと思います。
ポイ捨てを禁じる張り紙をするのではなく、草刈りをすることで、景観よくきれいにすることで「ここに捨てちゃだめだな」というポイ捨て防止策になればと思い、今年度は美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会よりいただいた助成金で草刈りの道具を何点か購入させていただきました。
広範囲になりますので人力で草刈りするだけではもちろん追いつかない範囲ではありますが、助成金の条件の中で電動の草刈り機が助成金対象外だったため、まずはコツコツ。
手作業でできるところから!
あとがき:最後まで笑顔で楽しんでくれてありがとう!
ごみ拾いが終わり、各々分別。
その時に「こんなの落ちてたんだ〜」とか「これ拾った!」などみんなの集めたごみを見て楽しんでる感じも好きです。
「なにこれ!?」「ブイだよ」「え!?重いの」「重たいね!」とか
「すごいかっこいいロープ見つけた!」
「船の停泊する時に使うやつっぽいね」
「なにかに使えそうだよね」とか
ごみを見ながらしばしおしゃべり。
これも楽しい。
そして最後はみなさんごみの回収場所へとゴミ袋や粗大ごみを運ぶのを手伝ってくれます!
つくづく「海をまもろう。」は来てくれるみなさんのおかげで盛り上がり、笑顔になり、成り立っているな〜と感じます。
いつも最後まで一緒に楽しんでくれてありがとう!
また海で会いましょう!
次回予定
11月17日(日)
8:30〜9:30
吉田漁港西側海岸
寒くなってきますので、暖かくしてきてくださいね。