項目 | 内容 |
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実施日 | 2024.9.28(日) |
天候 | はれ/風速:東北東3〜4mほど |
参加者 | 35名 |
拾ったゴミの量 | 45L袋:80 流木:軽トラック5杯分 |
World Cleanup Day 出張企画⑥
「地球をきれいにする会」さんとのごみ拾いでした!
9月は「海をまもろう。」がいろいろな場所にお邪魔して一緒にWORLD CLEANUP DAYのごみ拾いを楽しみました!
6回目は「地球をきれいにする会」と沼津の牛臥海岸(うしぶせ海岸)でビーチクリーンをしました。
これが今年のWorld Cleanup Day最後の出張です!
海をまもろう。を呼んでくれてありがとうございました!
地球をきれいにする会は毎週日曜この牛臥海岸をビーチクリーンしてくれています。
集まってくれたみんさん、ありがとうございました!
一緒にビーチクリーンができて、とても楽しかったです!
牛臥海岸(うしぶせかいがん)は流木がとっても多い!
牛臥海岸は流木が漂着しやすい地形のようで、流木がたくさん!
もちろん、流木だけでなく、流木と一緒にプラスチックごみも漂着しています。
ごみの種類的にはどちらかというと小さなごみが多いような印象です。
流木に紛れて漂着したプラスチックごみを拾いきることは、なかなか難しい状況だと思います。
海岸自体は波も穏やかで海遊びにはもってこいのビーチ。遠浅で泳ぐのに安全そうでした。
また、釣り人さんも多かったです。
海岸の一部は砂利の部分があり、このエリアにはシーグラスがいっぱいありました!
また、カニもたくさん♪
小学生の女の子たちが嬉しそうに捕まえていましたw
World Cleanup Dayの話しもさせていただきました!
World Cleanup Day出張企画最終日。
この一ヶ月で6箇所への出張をしました。いろいろな場所にうかがえて、また全日雨天などによる中止もなく、無事に終了することができました。
World Cleanup Dayはバルト三国の1つ、エストニアから始まりました。
9人の若者の呼びかけが、このように世界に広がり多くの方が参加する地球規模の環境アクションになったと思うと話しながら毎回感動します。
こうして目の前にいるたくさんのみなさんと私も含めて、みんな地球の仲間の一員だと感じる素敵なイベントです。
世界と日本でのすべての活動が終了したあと、報告を行い、グローバル&日本での集計が出ます。
また報告はWorld Cleanup Day Japan公式HPでも見ることができます。
海をまもろ公式サイトでもアップしますので、ぜひあの日、あの場所で自分が拾ったごみもカウントされてるんだ!とワクワクしながら見てみてくださいね。
下記は昨年の報告です。
「海をまもろう。」を呼んで頂き、この1ヶ月間でたくさんの方と出会い、話して、とっても楽しかったです!
海の違いやごみの違いを知り、たくさんの場所で日々ごみを拾ってくれている方がいることに勇気や頑張る気持ちをもらいました。
ありがとうございました!
出会ったみなさんと、また会いたい!また一緒にゴミ拾いしたい!
なので、また吉田町からみなさんの街にごみ拾いに行ける日を楽しみにしています♪
今日のごみたち
↓糸ようじw きっと漂着ごみ。
↓貝殻のたくさんついた靴!長い事漂着したのかな。
↓園芸用ポット。これはどこの海岸にも落ちていました!
↓かわいい靴。落としちゃったのかな?無くすと悲しいよね。
↓今週よく見るセブンイレブンのごみ。
最後に使った人の責任がもちろん大きいですが、作る責任・売る責任も伴います。
社名が乗ったごみが、自然界に流出していることに心を痛めてくれる企業でありますように。
↓このブイは抜けないブイでしたw
↓大きい!!!
↓なんだろう??と思ったらILOHAS(いろはす)!!
ペットボトルがこんなに変形するなんてなにがあったの??
↓長い間漂着したんだね!ここで拾ってもらって良かった!
↓未開封??カレー??
みなさん、ありがとうございました!
プラスチックごみ・流木・シーグラス…各々一生懸命な姿が印象的でした。
流木の多い海岸だかこそ、流木にフォーカスした回収方法
流木が多い牛臥海岸。
裸足で歩ける海岸を目指して活動している「地球をきれいにする会」のみなさん。
裸足で歩く海岸にするには、この流木たちを撤去する必要があります。
大きなものから小さなものまでたくさんの流木が漂着しているため、現状では裸足で歩けるのはほんの一部のみです。
この流木をごみと分けながらひたすら拾うのも牛臥海岸のビーチクリーンの特徴です。
みんな慣れた手つきでどんどん流木を集めます。
私も「地球をきれいにする会」の代表さんに借りたザルのようなフライパンのようなものを使って細かい流木を集めます。
フライパンのような形状ですが、プラスチック製で軽く、底面が網目状になっているため、流木をどさっと入れて前後に振るうと砂が落ちて流木だけが残ります。
これは「海をまもろう。」にはない用具なので、なんだかワクワク!
ごみ拾いをする人たちってみんな、自分の拾うものに合わせて試行錯誤し、より効率的に拾うことを考えるんだな〜となんだか嬉しくなったり。
海岸が変わればごみの様子も違うので、みなさん工夫されていてすごい!
それと同時に工夫して効率化を測れなければ追いつかないほどのごみの量・流木の量だというのも事実です。
↓これも参加者の方の自作のもの!
100均の食器の水切りかごの一部を切って、潮干狩りに使う4本爪?の熊手?でかき集めたて入れてこす。
45L のゴミ袋に入れる時に、このかごがゴミ袋口の大きさにちょうどなんだそうです!
こちらは個人所有の軽トラックにひたすら大きな流木を積み込み集めるチーム!
行ったり来たり、かなりの回数&かなりの重量を頑張ってくれていました。
軽トラックを出してくれた方は、度々ここで海岸清掃をされているいそうです。
そして積み込み&積み降ろしをしてくれたのは今回ボランティアとして休日にも関わらず参加してくれたギャップジャパン株式会社ららぽーと沼津店のみなさん。
力仕事でしたが、爽やかに笑顔で取り組んでくれて感動です。
集まってくれた大勢の方の頑張りで全てではありませんが、流木もたくさん取り除くことができました!
河口も近く、湾のような地形や波の影響もあって漂着物がたまりやすい地形なのかもしれませんが、ここがいつか裸足で子どもたちが走り回る海岸になる日を楽しみにしています。
「地球のために洋服を売ること以上の事をする」by ギャップジャパン株式会社
今回「地球をきれいにする会」のみなさんの他、ギャップジャパン株式会社ららぽーと沼津店の店長さんとスタッフの方が参加してくれました!
ギャップジャパン株式会社では創業者の「洋服を売る以上のことをしよう」という志を受け継ぎ社会貢献活動に取り組んでいるそうです。
ボランティア活動もその一環でどこの店舗でも行っているそうです!
土日の忙しい中でもこうして足を運んでくれたみなさんに感謝です。
地球のために、未来のために少しづつみんなで出来ることを。
あとがき:沼津は美味しい!
沼津にごみ拾いに行ける!と決まったときから絶対美味しいお魚を食べよう!と心に決めてましたw
たくさん動いた後のご飯は美味しい!
これもビーチクリーンの楽しみ方だと想います♪
今回は「地球をきれいにする会」の代表さんにご紹介いただいた水産加工会社さんで干物を購入させていただきました。
ビーチクリーンはこうやって地域の観光にもつながると思います。
実際ビーチクリーンに来て吉田漁港近隣のしらすやさんでしらすを買って帰ったり、朝ラーメンを食べたりと吉田町を楽しんでから帰ってくれる方もいます。
修学旅行にビーチクリーンを組み込んだり、観光に組み込んだりしている地域もあります。
ビーチクリーンが地域と人も結ぶ。そんなことが出来たら素敵ですよね。
美味しい干物も豊かな海の恵みです。
私たちの暮らしは豊かな海に支えられています。
でも今この海が大ピンチ!
2050年には魚の重量よりも海洋ごみの重量の方が多くなる。
26年後。海の中はどうなってしまっているんだろう。
ごみ問題は海洋生物の生態系にも影響しています。そしてそれは巡り巡って人にも影響を及ぼしています。
ゴミ問題だけでなく海水温上昇によるサンゴの白化。
サンゴは自然の防波堤の役割もあるので、サンゴがなくなると高波被害が増加すると言われています。
さらに人が暮らしの中で排出したCO2の多くを海が吸収してくれています。
海は大声で「みんなの暮らしを支えてあげてるんだからね!」なんて主張してきません。なので私たちの暮らしが海に支えられていることは気づきにくいことなんです。
でも、この海が死んでしまったら?
環境や海に詳しくなくても、きっと大変なことが起こることが想像できるのではないかと思います。
大ピンチの海に気がついた私たちはラッキー!
海のためにできることを模索することが出来ます。
気づいたら行動することができます。
ビーチクリーンに参加することも、海について調べることも、人に伝えることも、小さなことが集まれば大きな力に変わります。
みんなで出来ることを出来る場所で。そんな人が増えて行くことが海の大ピンチを救う一歩になると思います。
それでは!一緒にごみを拾ってくれたみなさん!
ありがとうございました!
また会える日を楽しみにしています!
次回予定
10月20日(日)
8:30〜9:30
吉田漁港西側海岸
※この日は車で移動しながら日本一周&プロギングをしているバンライファーのなっちゃんも参加してくれます!
プロギングのこと、日本のあれこれ、ぜひ聞いてみてね♪
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