項目 | 内容 |
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実施日 | 2024.9.21(土) ※2024.9.22(日)が雨予報のため変更 |
天候 | 晴れ/西南西の風6mぐらい |
参加者 | 大人28名・子ども17名/計45名 |
ゴミの量 | もえるごみ:32(45L) かん:2(45L) びん :1/2(45L) 金物:1(45L) リサイクルペットボトル:1(45L) 粗大:ブイ・長い筒・園芸用支柱3・ポリタンク2・くい・サマーベッド?・くぎのついた木の棒・巨大な発泡スチロール |
波が荒れて、漂着ゴミ&流木の多い日でした
遠目からでもごみがわかるほど、ごみの多い日でした。
大半が漂着ごみで、流木と一緒に海岸に打ち上がっていました。
台風の風の影響もり、波が高く海が荒れている状態だったので予定していたパンドラゾーンは安全を考慮し、中止にしました。
でも、西側のビーチだけでも十分すぎるほどのごみ。
今日はひとまず、ここに集中!
またあらためてパンドラゾーンは企画します!
当初22日(日)を予定していたビーチクリーンですが、雨予報のために急遽前倒しにして土曜開催に。
今までも土曜開催にすると来れる方が減ってしまっていたので、今回もスタッフ+数人での小規模ビーチクリーンを覚悟していましたが、たくさんの方が海に集まってくれて感謝でいっぱいです。
中には、このあと用事がある方、仕事の合間に来てくれた、などビーチクリーンのために時間を作ってくれた方もいました。
みなさんと一緒にビーチクリーンができて楽しかったです。
資源回収ありがとうございます!
今月も資源回収へのご協力ありがとうございました!
個人の方から宅急便で届いたものも併せてリサイクル日記にてご報告します。
今日はWORLD CLEANUP DAY!世界のみんなとごみを拾おう
世界中で地球をきれいにする日、WORLD CLEANUP DAY。
今年も多くの国々が参加し、日本各地でも企業・団体・学生さんが参加しています。
今日は
「海をまもろう。」も昨年に引き続きいつものビーチクリーンをWORLD CLEANUP DAYバージョンで行いました!
WORLD CLEANUP DAYは2008年に北欧の小さな国エストニアから始まりました。
「森林の不法投棄を撤去しよう!」と9人の若者が国中に呼びかけたところなんと5万人が参加。5時間で1万トンもの不法投棄を撤去したそうです。
この活動が世界中に広がり、今では190カ国以上の国が参加する地球規模の環境アクションとなりました!
日本でも一ヶ月で409箇所での実施が決まっています。
私たちがごみを拾う時、どこかで誰かが同じように拾っているのかも。
海の向こうでも、地球を思う仲間がいるのかも。
こうして集まってくれたみなさんと一緒にごみ拾いができること、とっても嬉しいです。
ごみ問題、環境問題は地球規模の問題です。
温暖化で沈みゆく島がある。南極の氷が溶ける。
気候変動の干ばつにより、食べ物が減ってしまう国がある。
森林火災で森が消え、動物がきえてしまう。
海洋温度の上昇でサンゴが白化する。生態系が壊れる。
どれも人ごとではありません。
これを1人で解決することはできませんが、みんなでやれば大きな力に。
それが地球規模でのアクションならより大きな力に!
ごみ拾いに使う英語を知ってみよう!使ってみよう!
今日はWORLD CLEANUP DAYということで「世界を身近に感じるごみ拾い」をテーマにEnglish Beach Cleanupを開催しました。
カナダ出身の英語の先生にごみ拾いに使う英語をレクチャーしていただき、みんなでみんな実際声に出してみました!
また、せっかく教えてもらった英語なので、ごみ拾い中にも英語でポロッと喋れるよに英語カードも作り、みんなで首からかけて、チラチラ見てもらうことにしました!
が、この日は強風で、英語カードが機能しづらい状況でした…
それでも興味を持って、口に出したり読んだりしてくれて、ありがとうございました!
今日のごみたち
とにかくごみ日和。
流木と一緒にごみがたくさん漂着でした。
そして、やっぱりそのほとんどがプラスチックごみ。
台風で風が変わるだけでこんなにも漂着するごみたちを見ていると、たくさんのごみが漂着せずに海に漂っているんだと、容易に想像ができます。まさに海洋ごみ問題ですね。
↓開始早々大物!!一生懸命運んでくれるお兄さん
英語でHelp me carry this; it’s heavy!と言ってもらうと、小学生の男の子がすぐにHelpにいってくれました♪
はじめましての間柄でも一緒にごみ拾いすると仲間感が出て嬉しい。
↓砕けたプラスチックごみ。なんかかわいい色合い。
↓小さくても上手にトングを使ってごみ拾い!ありがとう!
↓ I found some trash!
おもしろいごみをいっぱい見つけました!
↓「NO.12ってなぁ〜に〜」と喜ぶ女の子♪
↓持参の砂場セットのザル?でマイクロプラスチックGet!!
↓時々たどり着く空港の杭
↓ドラえもんとドナルドの車!
ゴミ袋に入れずに、見せるために持ってきてくれたお兄さん!素敵なごみシェアをありがとうございました!面白いごみはみんなで見せあってシェアするとより楽しいですよねw
↓まさかの未開封のお酒…何事?放置ごみ?
割ときれいなのでここ数日の出来事だと。
未開封のお酒、運ぶの重たかったですよね。ありがとうございました!
風が強く砂が目に入ったり、ゴミ袋がブンブン振り回されたりしながら、それでも楽しそうに一生懸命にごみ拾いしてくれてありがとうございました!
今回は美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会からいただいた助成金で、草をかる道具を購入させていただきました。
駐車場と海までの間の草丈が高く、この茂みの中にたばこの吸い殻や、お弁当の容器が放置されやすいので、少しでも見通しを良くすることで、放置ごみ抑制につながればと思います。
海の向こうに思いを馳せる
この海の向こうはどんな国があるのでしょう?
言葉が違っても同じように海で遊ぶ子どもたちがいるんだろうな。
海に潜ったり、波にのったり、海の幸を食べたり。
World cleanup dayは時差の関係で一番最初の朝がくるニュージーランドからスタートします。時差があるので、朝がきた国から順番にぐるりと地球をきれいにしていきます。
そのことを思う時いつも思い出すのが国語の教科書に載っていた谷川俊太郎さんの「朝のリレー」という詩。
教科書で読んだときからずっと好きな詩で大人になってから探して買ったほどw
「朝のリレー」
カムチャッカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球で
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交換で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
谷川俊太郎「あさ」より
順番に朝をつないで、順番に地球をきれいにする。地球を守る。
会ったこともない誰かと、同じ何かを共有する。
想像するだけでワクワク♪
あとがき:人が集まることのすごさにいつも感動します。
ビーチクリーンを初めてから、人の集まることにすごさにいつも驚かされます。
1人だと単純に拾えるごみの量も少ないんですが、ごみの量だけでなくメンタル的にも辛くなりやすいです。
途方もないごみを目の前に1人で対峙すると、どうしても「あ、無理かも」って思いたくなるんです。
「そもそもなぜこんなにごみが?」「私が1人で拾ったところで、何も変わらないんじゃないか」とか、マイナスの事を思いやすくなります。
いいことしてるはずなのに、なんだか辛くって、誰かに責任転換したくなる。
それって誰も幸せじゃないし、そんな負のオーラを抱えてごみ拾いをしている人に関わりたいと思う人も減ってしまいます。
でも、みんなでやると、ごみの量も増えて単純に誰もが達成感を感じることに繋がりやすくなります。
放置ごみや漂着ごみを見つけて、少しマイナスな気分になっても、誰かとシェアするだけで「楽しいこと」に変わります。
日程が変わっても、来れる人が来てくれる。
なんてありがたくて心強いんだろう。と海にいるみんなの姿をみては感動しています。
いまだに、毎月感動していますw
そしてたくさんの方のご協力のおかげで、見てください!!
こんなにも漂着ごみだらけだった海岸がたった1時間でこんなにもきれいに!
残っている流木や藁のようなもの、小枝も本当は取りきりたいですが、ごみがなくなるだけでこんなにもスッキリと。
それでは!今月もありがとうございました!
また海で会いましょう!
次回予定
〈World Cleanup Day出張企画〉
9月25日(水)
8:00〜9:00
海をまもろう✕ NK設備株式会社
9月26日(木)
13:30〜14:30
海をまもろう×ゼロ・ウェイスト研究会
9月28日(土)
8:00〜9:00
海をまもろう×RIVER CLEAN
9月29日(日)
8:00〜10:00
海をまもろう×地球をきれいにする会
〈海をまもろう。ビーチクリーン〉
10月20日(日)
8:30〜9:30
吉田漁港西側海岸