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【ビーチクリーン日記】2024年2月18日/春のような日。マイクロプラスチックが多かったですね。

項目内容
実施日2024.2.18(日)
天候晴れ/北東の風2mぐらい
参加者大人25名・子ども26名/計51名
ゴミの量青袋:8
かん:1
びん : 1
リサイクルペットボトル:0
粗大:企業名の入ったコンテナボックスの蓋2・くい・駐車場の輪止め・プラコンテナボックスの壊れたもの・プランターなど
もくじ

春はすぐそこ!今日も穏やかな気候・ごみは多くはない

2月ですが動くと暑くなるくらい、穏やかで春のような日でした。
2月なのに、こんなにあったかくて大丈夫かしら?冬がなくなっちゃうのかな?とかちょっと心配になるくらい。
どうやらエルニーニョ現象が(しかもスーパーエルニーニョ)が原因のようですね。
この状態は異常気象が起きやすい上に、スーパーエルニーニョは数年続くこともあるとか!?

ごみ拾いするのには、とても良い穏やかな日でした。

前回に引き続き、マイクロプラスチックはすごく多く感じました。

でも明け方に降った雨で砂が濡れていてあまりザルなどが機能しづらい状態でした。

それでも、頑張ってくれたみなさん、ありがとうございました!

資源回収ありがとうございます!

今月も回収にご協力いただきありがとうございました!
今回は、ビーチクリーンでの回収の他、ホームページを見た方が保冷剤をたくさん宅急便で送ってくれました!
リサイクルの輪がどんどん広まって行く&どんどんリサイクルできるものが増えると嬉しいな、と思います。


引き続き、ご家族やおじいちゃんおばあちゃん、友達も巻き込んで(?)ご協力よろしくお願いします。
詳しくはリサイクル回収報告の記事にて報告させていただきます。
こちら

今日のクイズ

今月のクイズは「絶滅危惧種!

絶滅危惧種とは簡単に言うと、数(個体数)が減ってしまって、
このままだと、この地球上からいなくなってしまう動物のこと。
1度いなくなってしまうと、もう二度と見ることも会うこともできなくなってしまいます。
代表的な生物で言うと恐竜!
化石などから、こんな大きさで、こんな特徴があって…などわかってきている部分もありますが、どんなに熱望しても誰も本物を見ることができません。
今、この地球上から消えてしまいそうな生き物が世界中で約42,000種もいるそうです!


今回は日本でも見ることができる絶滅危惧種からのクイズです。
Q:絶滅危惧種はどっち?
1)ニホンアシカ
2)アラスカラッコ

どちらか一方はすでに絶滅しています!
でも、どちらも水族館で見たことがあるような…?

A:アラスカラッコ
実はニホンアシカはすでに絶滅していて、私たちはもう見ることができません。
水族館にいるアシカは主にカリフォルニアアシカ・オーストラリアアシカ・オタリアなどの種類になり、日本固有の種ではありません。

絶滅危惧種のアラスカラッコは現在日本に3頭しかいません!
三重県の鳥羽水族館に2頭、福岡県のマリンワールド海の中道に1頭。
日本では1982年にはじめてラッコを輸入し水族館での飼育が始まりました。
そこからピーク時には122頭ものラッコが各地の水族館で飼育され、愛されてきました。
しかし継続的な繁殖が難しいことから数が減少。
さらに野生のアラスカラッコは毛皮目的での乱獲や、原油タンカー座礁事故(3000~5000頭のラッコが死んだと言われているそうです)、海洋汚染などによりにより大幅に減少。
それにより絶滅危惧種に指定。輸入もできなくなりました。
2000年には国内の水族館に88頭いたラッコが2024年現在3頭になってしまうまで減りました。
この最後の3頭も高齢のため、近い未来日本国内でアラスカラッコを見ることできなくなってしまいます。

国内で見ることができなくなったとしても、野生のアラスカラッコが絶滅しませんように!

今日のごみたち

今日もたくさんのごみと出会いました!ありがとうございました!
大きな何か。走り去る姿がかっこいい!

木の板もあったよ。意外と重い!

時々落ちてる杭?の壊れたもの。国土調査のマーク。

チクチクのイバラの茂みに立ち入ってごみを拾うつわ者たち!

このイバラの茂みにいっぱ落ちてたんだって!「痛い!」と言いながら頑張ってくれてありがとう!

きっと誰かの落とし物。イバラに守られて落ちていました。

発見!!!秘密基地????「どうしたらいいの?案件」

みんなに誘われ行ってみると…誰かがきっと遊んでる?秘密基地してる?場所発見!

前にも1度発見し、その時も周辺をきれいにするに留まりました。
今回も、風で飛ばされることのない大物以外は撤収させていただきました。

しばらく様子を見て、使用の形跡がなければ全撤去したいと思います。

謎のびん(何が入ってるのか…)

よく落ちてる肥料袋(メーカーは毎回違います)

ごみじゃないよ!ハンマーだよ!

いっぱい見つけてくれてありがとうございました!

子どもは遊びの天才!だから地球をまもれるんだ!

いつの時代も天才と言われた人たちが時代を変えてきました。
電気の発明も、空を飛ぶ方法も、素敵な音楽も!
そんな人たちが持っていたのは才能だけじゃなく、
子どものように没頭する力や、夢中になって楽しむ力、そして子どものような柔らかい頭で発想する力など、
まさに子ども心だったんじゃないかなと思ます。

ビーチクリーンでは、毎回子どもたちの発想が面白くて、可愛くてまさに天才!!と思うようなことがいっぱい起こります。
今すぐ明日を変える力はないけれど、この天才的な発想はきっと、地球を守る力になるんだと私は思います。
そして、単純に可愛くて面白いのでいくつかご紹介します!

貝殻とペレット

きれいにペレットだけを集めて貝殻の中に。
砂浜をよ〜く見てみると、けっこう落ちてるこのペレットはプラスチックの素となるもの。
自然物と人工物なんだけど、こんな風にいれてみると素敵!

貝殻とまつぼっくりとムラサキ

こちらも貝殻。そしてきれいな状態のまつぼっくり。
そしてムラサキの何か。
「見て〜」と見せてくれた手の中に入ってるこの3つのバランスがとってもかわいい。
自然物も人工物も素敵だと思ったら一緒に集めてくれる子どもの感性が好きです。

ボールを拾うとこうなる

たまに落ちてるボール。今回はソフトボール?
見つけたら遊ぶのが子どもです!
野球して

ボール迷路を作って

とにかく全力w
きっと誰かの忘れ物のボール。
朽ち果てる前に拾われて、もう一度楽しく遊んでもらえるなんて、とっても素敵だな〜と思います。

プラごみ✕プラごみ

見つけた謎のプラごみに、小さなプラごみをはめていく。
とっても素敵!芸術的!

バラバラの状態も素敵だったけど、並べ替えるとまた素敵!

「会社名違うけどいい?」

秘密基地で拾ったプラスチックの大きな蓋。
「その蓋2つともも回収しよう!」というと男の子が
「会社名が違うけど一緒にしていいの?」と。可愛すぎます!
小学生だし漢字も読めて、違う会社の蓋だってことに気づいたんだよね。
そういう気付きってとっても大事!

海に響くリコーダーの音色

会社名の違う蓋を2枚見つけた男の子の手。
よく見ると

リコーダー!!
今回はリコーダー持参でビーチクリーンをしてくれました!
時々海にリコーダーの音色が♪
今まで「音楽とともにビーチクリーンをする」という発想はなかったので、なんて楽しくて素敵なんだろう!と感動しました。

音楽があると楽しさ倍増ですよね!
なんか、そんな企画があってもいいかも♪なんて1人でわくわく!

新しい気付きをありがとう!

あとがき:帰って来る姿がまさにヒーロー!

いつもスタート地点で分別等を担当してくれているスタッフが言っていました。
「ごみを持って、みんなで戻って来る姿がかっこいい!」

確かに!みんなかっこいい!
自分の中で勝手にBGMを付けるとよりヒーロー感が!
海を守ることは、海の生き物を守ること。
そしてそれは私たちの暮らしを守ること。
ビーチクリーンってヒーローじゃん!と思って始まったヒーローシールですが、まさにそれが風景として見える1枚。
たくさんのヒーローがこうやって集ってくれるのは本当に毎月心強いことです。
(ヒーローシールについては下記関連記事から見てくださいね)

今日もありがとうございました!

また海で会えるのを楽しみにしています。

次回予定

海をまもろう。2周年!
3月24日(日)
※8:30〜11:00
吉田漁港西側海岸

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