飢餓をなくして、健康と福祉を
SDGs17のゴール2番と3番のおはなし
海をまもろうletter 016
SDGsの2番めの目標
飢餓をゼロに
日本ではあまりイメージが無いかもしれない。
だけど、世界では約 8 億人 ( おくにん) もの人が飢餓状態 (きがじょうたい) になっているよ。
長いきかん、食 べることができず栄養(えいよう) が足りなくなり、生活することだけでなく命があぶない状態 (じょうたい )のこと。
こんな場所では作物 ( さくもつ ) が安定して育たない。だから食べるものも少ないし、農業 ( のうぎょう ) としてもなりたたないんじゃ。
かんばつ
雨がふらず土がかわく
森林火災
山火事で森がなくなる
大雨被害(おおあめひがい)
大雨で畑がみずにしずむ
紛争(ふんそう)で農業などできる状況ではない
日本は輸入大国なので…
日本は外国からたくさんの食べ物を送ってもらっている。
なので…もしも!
他の国々からの輸入がすべてストップしたら…
食べるものがへり、たくさんの人が食べることに困ることになるんだ。
本を読むと飢餓についてもっとよくわかるよ。
・走れトラック、ねがいをのせて!
・SDGs のきほん ( 未来のための 17 の目標 / 飢餓 )
SDGsの3番めの目標
すべての人に健康と福祉を
Q.カゼをひいたとき、みんなはどうするかな?
きっと①の「病院」と答えるひとがおおいよね。
日本は比較的(ひかくてき)安い金額(きんがく)で病院に行く事が できるんじゃ。
救急車 ( きゅうきゅうしゃ ) も緊急時(きんきゅうじ) には誰もが使うことができる。 それは病院がたくさんあって、保険 ( ほけん ) という制度(せいど) もあるからなんじゃよ。
でも世界では 5 歳まで生きられない子どもがいっぱいいるんだ。
※1 年で約 520 万人(2019年のデータ)の子どもがの命がなくなってしまっている。
病院があればなおるような、
「ただのカゼ」が
原因の多くだったりするんだ。
日本の母子手帳(ぼしてちょう)が “命のパスポート” とよばれ、世界中に広まっているよ。2008 年、パレスチナでは紛争中、避難先(ひなんさき)でも母子手帳のおかげで子どもたちが継続して医療(いりょう)や予防接種(よぼうせっしゅ)、などを受けることができました。
おわりに
今回の「海をまもろうレター」はどうだったかな?
ビーチクリーンの時などにまた感想を聞かせてね。
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